超ウルトラ級!こだわりの新郎J夫
結婚式の準備を彼はなんにもしてくれない。
2人の結婚式なのになんで私だけがしなきゃならないの?
ちょっとくらい手伝ってくれたっていいのに。
…と思ってる花嫁のあなたっ!
わかるよ~、わかります。
結婚式の準備はほぼ新婦におまかせっていう新郎さん、ホント多いですもんね。
でもね、それでイライラしてせっかくの楽しい結婚式の準備が楽しくないなんて、もったいない!
結婚式は当日だけじゃなく準備から楽しまなきゃ損ですから~。
そこで今回ご紹介するのは結婚式の準備に協力してくれない新郎は逆にチャンスかもっていうお話。
✔ 式の準備を1人で進めてて悶々としてる
✔ なにも手伝ってくれない新郎さんにいら立ってる
✔ どうにかして準備を手伝ってほしい
そんな花嫁さんの気持ちが少しでも晴れたら嬉しいです♪
目次
超ウルトラ級こだわりの新郎の結婚式へのこだわり
まずは今回のお話の主人公のお2人からご紹介しますね。
アイテム、衣装、演出、進行まですべてにこだわりたい新郎(以降J夫さん)と、まったくこだわりはナシ。結婚式は新郎におまかせしてまーすというあっけらかんとした新婦(以降M美さん)。
式場との連絡や細かい打ち合わせもすべてJ夫さんが行うというかなり珍しいケースだが、そのこだわりが強すぎるが故に当日まで様々なエピソードが生まれました。(このJ夫さんはシリーズ化が決定してます^^;)
もちろんこの二人も下見から私が担当。
ウチの式場にしては珍しい人数大目の披露宴形式を希望で、完全に主導権はJ夫さん。もうね、はじめからやりたいこと満載の結婚式に憧れる夢子ならぬ夢夫君でした。
そんな2人のこだわりは、とにかく他にはない2人の個性を全面に出したオリジナル感満載の結婚式にするってこと。
下見もいくつか行ったようだけど、結局この辺が決め手となってウチの会場に晴れて決まったのです。
●周りにウチの式場でやった人がいない(会場から珍しい場所を探していた)
●和装が出来る
●持ち込みできるものが多い(しかも無料で)
●金額が意外と安い(リゾートだからね)
●当日までの担当が私(式場ブログを見て私がサプライズが得意なプランナーだと思ったそうな)
ただこの時点ではJ夫さんがこの先、数々の事件を起こすことになるとは知る由もない私なのでした(´▽`*)
こだわりの新郎に学んだ効率的な打ち合わせのコツ
そんな2人の打合せは毎回気合入りまくり。特にJ夫さんが(笑)
まず打合せの日にちが決まると毎回
・今回はどんなことを決めますか?
・どんなことを決めて行けばいいですか?
・持っていくものはありますか?
・こういうの作ったので見て下さい
・○○したいのですが他になにかいい案を聞かせてください
・打合せ楽しみです!今からワクワクです♪
などなど。超ロングなメールが事前に届くのです。
もうね、メールだけ見たら女子よ、女子(笑)
なかなかいないから、こんな新郎さん(*´▽`*)
ま、でもこちらとしても2人の考えに合いそうな答えを用意できるし、2人にも先に考えて来てもらえるのでこれは良い方法だなって思いましたね。
この事前に担当に連絡しておくっていうのはすごく効率的で時間を有意義に使えるナイスなアイデア!
是非みなさんも取り入れてみると良いですよ~(^-^)
結婚式の準備をひとり楽しんで進める新郎
まぁそんな感じで結婚式に関わるすべてのことはJ夫さんがするんだけど、そのこだわりっぷりがまたスゴイんです。
大体この辺は新郎さんが決めるって言うのも珍しくない。
逆にやってくれたら助かるって言う人も多いんじゃないかな。
・招待状の作成(印刷だけじゃなく紙を選ぶのもJ夫さん)
・席札と席次表(デザイン選びから印刷まで)
・プロフィールDVDの作成(写真選びから編集まで)
・披露宴でやりたい演出(サプライズとかオリジナル演出などゼクシィなどを見て研究)
・司会者を誰にするか(実際の声を聴き比べて決定)
・料理やドリンクのコース決め(もちろん試食も)
・引出物・引菓子・プチギフトの決定(めっちゃカタログ持って帰ってた~)
ただね。
この2人の場合、その他のことを決めるのもほぼ新郎なんです。
・ウェディングケーキ(シェフに自分が考えたオリジナルデザインを発注)
・会場のカラーコーディネート(他の人のコーデを何度も見に来た)
・テーブル装花(花の種類よく調べたな~と感心)
・新婦のドレス(あなたが着るの?!ってくらい)
・ドレスの小物(ティアラからベールまでJ夫セレクト)
・新婦のヘアメイク(ヘアメイクさんもたじたじ)
・ブーケ選び(花材から形までめっちゃ研究してました)
・リングピロー(新郎さんが縫ったんだって!)
・デジタルアルバムに入れる希望のカット(カメラマンに渡すための切り抜き集作ってきた)
はい、そうなんです。
新婦さんが決めることは何もありません。
ま、この2人の場合はM美さんにこだわりがまったくなかったし、逆に「彼が全部やってくれるから私は何もしなくて良いんでホント助かります~。」って言ってたからいいんです。
でももしあなたがこの立場だったらどうです?
M美さんみたいに全部決めてもらってホント助かるわ~、嬉しい♪って思います?
やっぱり結婚式の準備ってあれこれ悩みながら自分の好きなものにしたいですよね?
私もね、女性なら少なからず結婚式に夢だったり憧れだったりあると思うんで、花嫁さんには準備からワクワクを楽しんでもらいたいな~って思うんです。
だってドレスを決めたりヘアメイクの相談をしてる時の花嫁さん、めっちゃ☆キラキラ☆輝いてますから。
確かに彼が何にもしてくれないと腹が立ったり悲しい気持ちになったりしますよね。
もちろん2人で楽しく進めて行くのが最高のパターンだけど、2人の足並みがピッタリ揃うのって現実的にはなかなか難しいです。
だから、彼が何にも手伝ってくれないのは逆にチャンスって思っちゃいましょう!
自分が着てみたいドレスが着れて
好きなお花でブーケが作れて
会場も好きな花や色でコーディネートできる
結婚式のことを決められる楽しさを味わえて得した!って思ったらちょっと気が楽になりませんか?
もし勝手に決めて…とかチクリと言われたら「じゃあ2人で決めよう」って誘ってみたらいいし、それがきっかけで手伝ってくれるようになったら儲けもんだしね(*´艸`*)
彼が手伝ってくれないピンチはチャンス!
やりたいことが叶うし準備も楽しめてラッキー♪って思っちゃおう!
式の準備をやらない彼が動きだす?!とっておきの方法
でも、どうしても彼にやってもらわないと困ることもありますよね。
例えば新郎側のゲストに関わることとかね。
・ゲストは何人?
・子どもは来る?
・子どものご飯はどのコースにする?
・アレルギーがある人は?
・親戚の引出物は?
・父と母は何を着る?
・ゲストの着付けやヘアセットは?
・挨拶や余興をやりたい人は?
などなど。
さすがにこれは「決めておいたから」ってワケにはいかないじゃないですか。
なーのーでー
もしあなたが言ってもやってくれない、確認してくれなくてどうしても困ることがあったら担当者から新郎さんに直接連絡してもらうようお願いしましょう。
プランナーから「手配が間に合わなくなるのでいつまでにお願いします。」とか言われたらさすがに動きます(笑)
これホントめっちゃ効果あるから(*´▽`*)
まとめ
私が出会った中でぶっちぎりNo.1の超こだわり新郎J夫さんのエピソードを紹介しました(*^^*)
まーここまでする新郎さんは超レアだけど、進んで準備してくれる新郎さんはほんと少ない。
私の印象では1割程度かな?
逆に「彼が何もしてくれない」ってストレスを感じてる花嫁が断然多かったですよ。
だけど結婚式の準備ってすっごく楽しいものだし楽しまなきゃ損だから、なんで私だけ?!って悶々としてきたら
『全部好きなように決めれるなんて私はラッキーなんだわ~』
って思ってください。
基本男性って結婚式の細かいところにこだわりはないのであなたが考えたもので十分満足ですから。
ただどうしてもやってもらわないと困ることはプランナーから直接連絡してお尻を叩いてもらいましょう。
これでイライラ度が半分くらいになるはずです(´▽`*)
色々考えて選んだり作ったものに囲まれた結婚式って本当にいい思い出になりますよ。