地味婚とはどんな結婚式?カップル達が選ぶ理由とは
よく地味婚とうけれど一体どういう結婚式のことなんでしょう。
地味婚とはズバリ一言で言ってしまうと挙式や披露宴に費用をかけない結婚のこと。
でも写真を撮るだけの簡単なものから挙式と披露パーティーを行うなどそのスタイルはさまざま!
そこでこちらでは具体的に地味婚とはどんな結婚式かをご紹介します。
目次
地味婚はいつから広まった?
地味婚という言葉が世に広く知られるようになったのは1996年頃。
バブル期と言われた80年代は派手婚が主流で仲人を立てて結納を行い、結婚式は何メートルもあるケーキに入刀してお色直し3回なんていう花嫁もいました。
テレビでもよく芸能人カップルの豪華な結婚式の生中継が放送されていたものです。
それが1995年に結婚した永瀬正敏さん&小泉今日子さんが結婚式を行わなかったことをきっかけに、地味婚という言葉とスタイルが広まったと言われています。
ちょうどバブル崩壊が重なったこともあって、結婚式は派手にしないのが広まったのかもしれませんね。
地味婚のさまざまな結婚式のスタイル
地味婚と一言っても色々なスタイルがあります。
そこでこちらでは一般的に地味婚と言われるスタイルをいくつかご紹介しましょう。
◆フォトウェディング
写真館での記念撮影やカメラマンとロケーション撮影をするなど写真だけを撮るスタイル。
好みに合わせた場所や衣装を選んで写真だけを撮って記念とするスタイル。
◆式のみ婚
教会や神社などで挙式だけを行うスタイルで家族のみや2人だけで行うことも多い。
挙式の後はレストランなどで簡単に両家で食事会などを開くこともある。
◆家族婚
家族だけで行うため人数は10名以下というケースが多い。
挙式のみ、挙式+会食、また観光を兼ねてリゾート地などで行うこともある。
◆少人数ウェディング
家族や親戚、また親しい友人などごく少人数で挙式と披露パーティーを行うスタイル。
人数は40名くらいまでに抑えることが多い。
◆人前挙式&1.5次会
ごく親しい人だけを集めレストランなどで人前式をして、平服でパーティーなどを行うスタイル。
ご祝儀ではなく会費制にしたり、ごく少人数にして2人が費用を持ったりすることもある。
また引出物も記念品となる1品だけにしたり付けないなど簡素化して行うことも多い。
◆海外ウェディング
新婚旅行を兼ねて海外に行って結婚式をするスタイル。
2人だけや両親や兄弟も同行して行うという人もいる。友人や親戚などにはハガキなどで報告するのみというケースも多い。
また昔は結婚が決まったら当たり前だった結納や婚約指輪を贈るなどは行わない。
家族のみで国内の結婚式ができる施設に旅行を兼ねて行き挙式+宿泊+会食をするというスタイルも地味婚のひとつです。
POINT地味婚の形は人それぞれ!色んなパターンがあるってことなんです。
地味婚とよばれる結婚式の特徴
地味婚には色々なスタイルがありますが、細かい事まで言うとそういう結婚式の形すべてが地味婚というわけでもありません。
例えば…
- 少人数。でも結婚式の内容が盛大でおもてなしにもお金をかける
- 挙式のみ。でもエステや衣装にこだわってたくさんのお金をかける
- 海外ウェディング。でもラグジュアリーホテルに泊まって贅沢に過ごす
これだと地味婚ではなく「派手婚」になります。
ちなみにその逆で人数もたくさん集めた大きな披露宴でも、ご祝儀を余らすようなおもてなししかしないのは地味婚と言うより「ケチ婚」ですね。
地味婚を選んだカップルのホンネ
ちなみにどうして地味婚というスタイルを選んだのかも気になりますよね。
そこでカップル達が地味婚を選んだ理由を独自に調査してみました!
●お金がなかったから
●これからの生活にお金をまわしたいから
●仕事が忙しいので時間がない
●子供ができたためすぐに簡単に結婚式がしたかったから
●再婚だから(どちらかが)
●結婚式というイベントに意味を感じられない
●結婚準備を簡単に済ませたかった
●遠距離恋愛だから準備を簡単にしたかった
●両家の実家と親戚が遠方なので人を集めるのが難しいから
やはり時間的も費用的にもできるだけ簡単に済ませたいなどの理由から、こじんまりとした地味婚スタイルを選んでいるカップルが多いようです。
地味婚とは?まとめ
最後にまとめてみると…
●招待する人数は少なめ、もしくは2人だけ
●費用や演出などを最小限に抑えた結婚式
基本的にはこんな結婚式を地味婚と呼び、少人数の結婚式は地味婚の中のひとつのウェディングスタイルということなのです。