元プランナーが他では聞けない少人数の結婚式のちょっとした疑問や気になるあれこれをまとめてみました☆

20人の長テーブルプランと並び順!両家で人数差がある場合は?

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20名の結婚式というと親族だけ、もしくは数人の友人も呼んでというパターンが多いですよね。

そうするとみんなの顔が見える長テーブルを使った流しスタイルがいいけど、どんな形がでっきるのかまたどんな席順ですわってもらえばいいか悩みますよね。

 

そこでこちらでは20名での長テーブルを使った会食会の基本の並び順と人数差がある場合の席順を具体的な続柄も交えてご紹介します。

 

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20人で長テーブルを使ったレイアウトと続柄順の並び方

では早速20名で流しテーブルを使った一般的な3つのレイアウトとゲストの席順をご紹介していきましょう。

 

基本的なゲストの並び順を覚えておこう

まず席順を考える時に大事な上座と下座について簡単に説明しますね。

 

上座:新郎新婦に近い席で主に主賓となるゲストが座ります。

下座:新郎新婦から一番離れた席で一般的には家族などの身内が座ります。

 

なので基本的にはどのテーブルレイアウトも①から友人→親戚(父方の年上から)→兄姉弟妹→祖父母→⑨父→⑩母の順に並べていきます。

 

注意祖父母が別居の場合は親戚の後にして兄弟姉妹を下座にしましょう。

 

 

20人の長しテーブルパターン3つとその特徴

では基本の並び順がわかったところで3つの流しテーブルスタイルとその特徴をご紹介していきましょう。

 

新郎新婦が誕生日席に座る1本長テーブルプラン


<特徴>

●席順は上座から並べるだけなので悩まない

●新郎新婦と⑩の人は約6m離れてしまうのでちょっと遠いと感じるかも

 

 

新郎新婦がゲストの真ん中に座る1本長テーブルプラン

<特徴>

●新郎新婦と極端に離れる人がいないのでみんなから見てもらうことができる

●新郎新婦それぞれのゲストが向かい合っているので話しやすい

 

 

メインテーブルをつけた2本流しテーブルプラン

<特徴>

●両家の境が気にならない

●互いのゲスト同士が気軽に交流できる

●ゲストと2人が離れるので話が遠くなりメインテーブル装花なども必要になるので費用が掛かる

 

 

ゲストが楽しめることを優先したイレギュラーな席順

確かに基本の並び順はあるけど少人数のパーティーなら話しやすい並び順にした方がゲストも喜びますよね。

そこでこちらではよくある続柄を例にとって基本的な並び順+話しやすさも意識した並び順をご紹介します。

 

紹介するゲストの続柄の基本的な並び順
例1:友人2名⇒親戚4名⇒兄⇒妹⇒父⇒母
例2:親戚4名⇒兄夫婦⇒姪⇒妹⇒父⇒母
例3:親戚2名⇒兄夫婦⇒姪甥⇒妹夫婦⇒祖父(祖母)⇒父(母)

 

 

新郎新婦が誕生日席に座る1本長テーブルプラン

 

◆例1:①②友人 ③兄④妹 ⑤⑥⑦⑧親戚 ⑨父 ⑩母
新婦側なら③妹④兄のほうがいいかもしれません。

 

◆例2:①②③④親戚 ⑤兄 ⑥姪 ⑦義理姉 ⑧妹 ⑨父 ⑩母
⑦義理姉⑥姪にしてもいいしでしょう。

 

◆例3:①②親戚 ③兄 ④甥 ⑤姪 ⑥義理姉 ⑦義理弟 ⑧妹夫婦 ⑨祖父(祖母) ⑩父(母)
これも兄と義弟、妹と義理姉が隣になるように持ってくるのもありです。

 

POINT子供がいる場合はお世話も考えて少し変更した方が◎です。

 

 

新郎新婦がゲストの真ん中に座る長テーブルプラン

◆例1:①②友人 ③④兄妹 ⑤⑥⑦⑧親戚 ⑨父 ⑩母
両家の境が気になる場合は⑤⑥に父母を持ってきてもいいでしょう。

 

◆例2:①兄 ②姪 ③義理姉 ④妹 ⑤⑥⑦⑧親戚 ⑨父 ⑩母
妹を①に持ってきてもいいし、例1と同じく親戚と両親を反対にしてもいいでしょう。

 

◆例3:①兄 ②③甥姪 ④義理姉 ⑤⑥親戚 ⑦⑧妹夫婦 ⑨祖父(祖母) ⑩父(母)
これも⑤父 ⑥祖父 ⑦⑧親戚 ⑨⑩妹夫妻などでも良いでしょう。

 

POINT友人がいない場合は新郎新婦の向かいの列を入り口から遠い上座としたり、景色がよく見える向きにしたりするなどの配慮をしてもいいでしょう。

 

ちなみに…

ゲストは5:5の向き合いでもいいのですが、あえて4:6にしているのは新郎新婦の隣は少し間をあけるためです。

2人は立ったり座ったりも多いし花嫁さんのドレスはボリュームがあるのでこれもみんなにゆっくり食事を楽しんでもらうための配慮のひとつです。

 

 

メインテーブル有の2本の流しテーブルプラン

 

◆例1:①②友人 ③④⑤⑥親戚 ⑦兄 ⑧妹 ⑨父 ⑩母
話しやすいのは前より隣なので友人を①③にするなら、②④⑥⑧に親戚、⑤⑦兄妹、⑨⑩両親でも良いでしょう。

 

◆例2:①②③④親戚 ⑤兄 ⑥妹 ⑦姪 ⑧父 ⑨義理姉 ⑩母
話しやすさを考えて了承が得られれば⑧母、⑩父でも良いでしょう。

 

◆例3:①②③親戚、④兄 ⑤義理弟 ⑥甥 ⑦妹 ⑧義理姉 ⑨祖父(祖母) ⑩父(母)
⑤⑦⑨に兄夫婦と甥、④⑥に妹夫婦、⑧祖父(祖母)、⑩父(母)としても良いでしょう。

 

POINT基本的には⑧父、⑩母ですが、⑨父、⑩母でもOK。また両家ごとの列になるのであまり席順にはこだわらず、それぞれが話しやすいようにするのが良いですね。

 

いずれも並び順は上座も意識しつつ、できるだけ両家の境や家族などのまとまりを意識してリラックスできるように並べるのがポイントです。
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両家で人数差がある場合の長テーブルプランと席順

両家でピッタリと10人づつになればいいのですが、実はなかなかそうはいかないことも多いんですよね。

 

そこで両家で人数差がある場合のおすすめのレイアウトと並び順をご紹介しましょう。

もちろん人数差はあっても基本的には上座から友人→親戚→兄姉弟妹→祖父母→父母の順ですよ!

 

1-2名など人数差が少ない場合

おすすめはパターン2。

もう見たままの通り!これが一番自然な形でまとまります。

 

 

6名程度の差があって人数が奇数になる場合

おすすめはパターン1。

これは消去法になりますがパターン2だと人数差が際立ってしまうし、パターン3だと奇数になることもあって1人だけ相手側の列に入ることになるのでこちらの形がベストでしょう。

相手側にも配慮して⑪⑫を父母、⑬は兄弟姉妹などにしても良いですね。

 

 

8名以上など人数差が大きい場合

おすすめはパターン3。

これなら人数差もあまり気にならないし、少ない側も多い側も相手側への気遣いは最小限で済みます。

こちらの場合は⑫⑭に父母、自分側の列と近い⑪⑬は兄弟姉妹などにしすると良いでしょう。

 

 

さいごに

色んな事を考えすぎると席次はなかなか決まりません。

少人数婚の場合は続柄での基本の並び順も意識しつつ、みんなが話しやすいかどうかを考えることが大事なので、あまり本来の席順のこだわり過ぎず両家の両親にも相談しながら決めてみてくださいね。

 

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