結婚式に装花の持ち込みは可能?持込み料や注意点することは何?
結婚式の装花をすべて会場にお願いしたら30万以上もかかったなんて話も聞きますが、冷静に考えたらお花に30万とか普段の生活では考えられませんよね。
だから何とか節約できる方法はないかとか、持ち込みはできないかなど色んな策を考えるカップルも少なくないと思います。
そこでこちらでは式場にお花は持ち込めるのか、また持ち込み料はどのくらいか、また持ち込む場合はどんなことに注意したらいいのかなど結婚式場へのお花の持込みについてご紹介します。
目次
結婚式に装花を持ち込みすることはできる?
お花の持ち込みはできるところとできない会場があります。
これはもうその式場に確認するしかありません。
ただ比較的持ち込みしやすい会場とそうでない会場のタイプはあります。
持ち込みが厳しいのは ホテル・ゲストハウス
ちなみに持ち込み不可とされてる会場でダメ元で聞いてみたという人がいましたが、まず「衛生的な面で駄目です。」と断られたので「では造花ならいいですか?」と聞いたら今度は「セッティングの都合があるので」と言われ、結局はやんわりとお断り。
つまり【装花持ち込み不可】の式場はどんな理由があっても無理ということです。
持込みさせてくれない理由とは
中には会場の指示に従うって言ってるのになんで持ち込みができないの?!って思う人もいますよね。
よく式場の利益にならないから持ち込みは出来ないんだとか言われてますが、確かにそういう会場もあるとは思います。
でも管理人がプランナーをしていた3つの式場は装花の持ち込みはOKでしたが、式場側の立場として持ち込みNGにする気持ちはわからないでもないです。
それはその1つの結婚式を最高のものにするためなんです。
●限られた時間内に指定業者と会場スタッフはあうんの呼吸で準備をします。作業場所、花を置くタイミング、ひとつでも狂うといつも通りの時間内にセッティングができなかったりクロスに水が垂れたりやり直しになったりしてしまうことも。
●渋滞や配送途中のトラブルなどで時間通りにつかないと困る。結局焦ってセッティングされると質が下がります。
●その逆に早く着きすぎてもバックヤードに大きな荷物と作業する人に長時間いられると作業の妨げになるし、保管しておく場所が確保できないとお花の状態が落ちます。
●実際衛生面への配慮が足りず花粉や虫の処理をきちんとしないでお花を持ち込むなど食事の場であることを十分理解していない業者もいます。お花は見た目以上に菌などが付着していて何かあった場合式場の問題となってしまうのです。
あとは装花だけに限りませんが、ゲストには持ち込みかどうかはわかりません。
例えばあまり状態のよくないお花を持ち込まれたり、あまりに貧相なお花や会場とのイメージが合わなかったりすると式場のイメージダウンになってしまうので正直いつでも大歓迎という訳じゃなかったですね。
実際式場が持ち込みを断る理由はそれぞれだけど、イレギュラーなことは会場にとってリスクが高いから持ち込みNGというところが多いのでしょう。
POINT持ち込み不可の場合はきっぱりと諦めて他の節約できる方法を探しましょう!
結婚式の装花の持ち込み料はどのくらい?
基本的に装花の持ち込み料はネットやパンフレットを見ても載っていないので直接聞くしかありません。
料金は式場によるので何とも言えませんが、小さな会場だと50,000円前後、大きな披露宴会場になると100,000円~というところが多いようです。
ちなみに管理人の式場では会場の大きさによって持ち込み料が決められていました。
20~40人の会食会場:50,000円
40~130人の披露宴会場:80,000円
ちなみに参考までに実際に近隣の結婚式場にお花を持ち込んだ人から聞いた持ち込み料はこちら。
●隣町の大きなゲストハウス:200,000円
●市内の専門式場:50,000円
●市内の貸切レストランでの披露宴:無料
POINT持ち込み料は会場によって違うし、同じ会場でも時期や規模が違えば金額も変わることもあるのでまずは聞いてみるのが確実です。
結婚式に装花を持ち込む場合の注意点
持ち込みは可能、持ち込み料も確認したらより素敵に間違いのないようにするためにしっかりと確認しておきたいことがあります。
①持ち込み料を見込んだ予算を見直す
お花を持ち込む場合、2人が払うのは式場への持ち込み料と持ち込みのお花代です。
なので
式場でお願いした場合の料金>持ち込み料+持ち込みのお花代
でなければ意味がありません。
特に少人数の場合はもともとそんなにお花代はかかっていないので、しっかりと計算しないと持ちんだ方がかなり高額になってしまうこともありますよ。
②実際に装花が飾られた状態の会場を確認する
お花を飾る場合、イメージに合わせるということはとっても大事。
2人のイメージはもちろんですが、そのイメージが会場ともマッチしていないとバランスが悪いですからね。
なので実際に行った時にセッティングされた会場を見学させてもらってもらうか、これまでの写真を見せてもらいどういうテーブルレイアウトに、どんな大きさ・色・イメージのお花が飾られていたかを確認させてもらいましょう。
POINT触らないように注意しながら花器・テーブルの大きさなども計っておいたり、可能ならお花屋さんにも見てもらっておくとより良いですよ。
③当日の搬入を確認する
実は持ち込みOKでも持ち込みのお花屋さんにとても厳しい会場もあるんです。
なのでお花屋さんに気持ち良く作業してもらうためにも会場側に事前に確認をしてしっかりと伝えておきましょう。
- 担当者(当日は誰を訪ねて行けばいいか)
- 搬入時間(何時に会場に入ったらいいのか)
- 駐車場(どこに車を停めて荷物を下ろしたらいいか)
- 導線(どこから入ってどこを通ってお花を運んだらいいか)
- 作業場所(会場のどこで作業したらいいか)
また逆に
- 作業人数の報告(当日は何人で行くのか)
- 持ち帰り用の袋の有無
- 花器の返却の有無や回収方法
などは式場にもきちんと伝えておきましょうね。
POINT持ち込み花屋の場合はゲストがそのまま持ち帰れるタイプのアレンジメントがおすすめです。
さいごに
装花を持ち込みするということは手配や確認など自分達でしなくてはならないことが増えて思った以上に大変なので、お花代が安いからという理由だけで決めてしまうのは危険です。
知り合いにお花屋さんがいるとか、アレンジメント教室などをしている人がいれば費用も抑えつつイメージにあったものを作ってもらえますが、みんながみんなそういう知り合いがいる訳ではありませんからね。
なので大きな式場であれば提携のお花屋さんは1社だけではないはずなので、いくつかの中からお花のセンスや打ち合わせがしっくり来る花屋を選ぶとか、装花のイメージを伝えていくらでどんな感じで出来るかを比較して決めるのも良いでしょう。
お花のセンスで会場の雰囲気ってすごい変わるので、是非金額だけでなくお2人のイメージと予算にぴったり合うお花屋さんを見つけてくださいね。