結婚式のお引き上げ料って必要?つけなかったらどうなるの?
結婚式って色んなアイテムがあるけど今回はその中のひとつ「お引き上げ料」について。
ちょっと聞きなれないけどその名の通り花嫁が「お引き上げ」をするためにかかる料金のこと。
料金は大体1万円くらいかかるから削れるものなら削りたいという花嫁も多いんですよね。
確かにシンプルなドレスとヘアメイクなら自分でできちゃうそうな気もするけど、なくて困るのも嫌だから自分に必要なものかどうかをはっきり知りたいですよね。
そこで結婚式のお引き上げでしてもらえることや、なくて困ることをまとめてみました。
目次
結婚式の引き上げ料ってなに?
まずつけるかつけないかの前に「お引き上げ料」とは何かを知らないといけませんよね。
お引上げ料とは
結婚式が終わった後に花嫁用の衣装を脱ぎ、メイクやヘアセットを簡単に直すなどして普段のような状態に戻してもらうこと。
ヘアメイクを元の状態に戻してくれると思っている花嫁も多いんだけど、これはちょっと間違い。
全部落として普段のメイクにするのは基本的に別料金がかかります。
そうじゃなくて派手な花嫁メイク&ヘアをちょっと手直しして普通に道を歩いていても浮かない程度に直してくれるっていうだけなのです。
お引き上げってどんなことをしてくれるの?
お引き上げはなんとなくわかったけど、その内容によってはいらないかもしれないから具体的にどんなことをしてくれるのか…ですよね。
- ドレスを脱がせてくれる
- ヘッドドレスを外してくれる
- アクセサリーを外してくれる
- メイクを薄くしてくれる
- ピンを取り髪をほどいてまとめてくれる
- ドレスを片付けてくれる
- アクセサリーなども片付けてくれる
まぁざっくりまとめちゃえば大体こんなもんです。
お引き上げ料はパックに含まれる?
お引き上げ料はパックに含まれている会場もあれば、別料金と言うところもあるので式場によるとしか言えません。
比較的料金が高めの式場はオプション、リーズナブルな式場はパックに含んでいるところが多くオプションの場合は大体10,000円が相場でしょうね。
ただし内容は式場によって多少違います。
本当にただドレスを脱がせてお着替えの手伝いをするだけのところもあれば、至れり尽くせりで二次会用のメイクまでしてくれるところもありますからね。
内容によっては10,000円を払う価値がないこともあるのでどこまでをやってくれるかは確認した方がいいでしょう。
POINTまずは挙式のプランに含まれているかどうかを確認。そしてプラン内でもオプションでもお引き上げはどこまでをやってくれるのかを確認しましょう。
少人数の結婚式でもお引き上げは必要?
なーんだお引上げってそれだけ?
そんなの自分でできるじゃんって思いましたか?
そうですよね、確かに別にお金を払ってまでもしてもらわなくても自分で何とかできそうな感じがしますよね。
でもね、少人数だろうと何だろうと基本的にはお引き上げは必要だと私は思うんです。
お引上げがなかったらどうなる?
じゃあお引上げがなかったらどうなるか。
それはさっきのことを全部自分でやるだけです。
でもね、それってトラブルの元なんですよ。
例えばニッパーがついていて後ろに何段かあるホックを外さないと脱げないとか、繊細なレースなどを使っているようなドレスの場合。
1人じゃ脱げないし、ムリに脱いだらドレスを傷めてしまうことにもなりかねません。
基本ウェディングドレスって一人で着ることを想定して作られていませんからね。
あとはアクセサリーも全部入れたつもりでも返却の際に足りなくて前日のお支度部屋まで大捜索なんてこともあります。
これ、すごく簡単に考えている新郎新婦さんが多いんだけど失くしたり損傷したりすると後々面倒だし、なによりも結婚式でトラブルになるのってイヤじゃないですか?
じゃあ1人でできないならと新婦さんのフィッティングに入ってドレスを脱がせる新郎さんもいたけど、そこって見せちゃダメなとこでしょ?って思うんですよね。
最後まで姫でいて~(笑)
POINTせっかくの結婚式なんだから終わりまで縁起良く!そしてステキ花嫁でいましょう。
お引上げがいらないケース
基本的にドレスを着るならお引き上げはいるけど、中にはなくても良いかなという時もあります。
部屋で支度~引上げをする会場
例えばリゾートウェディングなどで支度からお引き上げまで自分の部屋でする場合。
それならお母さんや姉妹に来てもらって全部お手伝いしてもらえばいいし、もし返却するアクセサリーがない!ってなっても自分達の使った部屋を捜索すればいいだけ。
しかもドレスを脱いだらそのままシャワーしちゃえば外に出ることなく派手な花嫁メイクもヘアもきれいさっぱり落とすことができちゃいますからね。
会食のドレス・アクセサリーを持ち込み
例えば会食会は持ち込みの衣装にする場合。
まぁ大体挙式はお支度~お引き上げがセットになっているところが多いので、挙式のベールやウェディングドレスはきちんとプロにお引き上げをしてもらいます。
あとは自分のものなんだからお引き上げする必要はありませんよね。
注意自分の衣装でも持込み料を取る式場もあるので、プランナーに確認して!
手伝ってくれるプランナーがいる
担当プランナーが当日もお世話してくれる場合。
私の勤めていた式場は完全担当制。下見から1人のプランナーがお世話させてもらうので当日もずっと花嫁のそばにいるんですね。
だからお引上げがなくてもドレスのファスナーをはずしたり、アクセサリーをとってあげるくらいのお手伝いはしてました。
衣装のプロじゃないけどドレスの脱ぎ着やアクセサリーの付け方とかはわかってるし、ドレスや小物の扱い方も知ってますからね。
特にパニエは素人さんは絶対にたためませんよ。
さいごに
オプションの引上げ料ってそれなりの料金だからなくていいものならなしにしたい気持ちはよくわかります。
でも何かあった時はそれ以上に出費になることもあるし、何よりも結婚式って非日常的なイベントなんだからまずはこの4つを確認しましょう。
- お引き上げはプラン内かオプションか
- オプションの場合いくらかかるか
- お引き上げはどこまでやってくれるか
- つけないとどんなことが困るか
それでもし必要だと思えばつける。
必要ないと思えばつけなくて良いでしょう。
あなたの結婚式が気分よく終われるかどうか、そこが一番大事なところですよ^^