親族のみの結婚式でも席札は必要なワケと作る時に気にしてほしい3つのこと
親族だけのこじんまりとした結婚式だと必要ないんじゃないかと思うものが色々ありますよね。
そのひとつが席札。
確かに身内だけなら「○○さ~ん、席こっちよ~」とか言っちゃえば済むような気もしますからね。
でもね、やっぱり席札は人数に関わらずあった方がいいんです。
そこでこちらでは少人数の会食でも席札があった方がいい理由、そして親族中心の少人数ウェディングで席札を作る時に是非気にしてほしい3つのポイントを紹介します。
席札にも♥感謝の気持ち♥ですよ~。
目次
少人数の結婚式でも席札が必要なワケ
人数が少ない会食会でも席札はあった方がいい。
と言うのも席札というのは、その人のすわる席に名前を書いて置く札のことなんですね。
つ・ま・り
私達の結婚式に来てくださってありがとうございます。
こちらのお席でごゆっくりお寛ぎください。
っていうメッセージでもあるので、席札がないってことは勝手に座ってくださいねと言わんばかりの失礼なことなんです。
実際に人数が少ないからという理由で席札をつけなかったカップルもいるんだけど、たった10数人でも一気に会場に入るとスタッフのアテンドは間に合いません。
しかもどこに座ったらいいか困っているゲストを見るとなんだか気の毒だし、放っておくと自分達で「私達はここでいいわ」なんて勝手に座りだす人もいますしね。
だからきちんとしたおもてなしをするために席札はあるべきものなのです。
あと席札は感謝の気持ちを伝えるアイテムにもできます。
よく席札の裏とかに全員に一言メッセージを書いて贈っているカップルもいますが人数の多い披露宴だと
●結局書いている時間がなくなってみんな同じようなメッセージになった
●上司や遠い親戚になんて書いたらいいかわからない
●旦那が書く時間がないと言うので自分側だけ書くことになった
とか色々と難しいことが多くて思ったようにできなかったなんて話もよく聞きますからね。
実際私も後輩の披露宴でメッセージ付きの席札をもらったことがあります。
一目で急いで書いたのがわかる筆跡でこう書いてありました。
いつもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
・・・どう?
あなたの席札にこのメッセージがあったら。
後輩には悪いけど私は正直そんなに嬉しくなかったです。
時間がなくなったんだとは思ったけど、ムリしてメッセージを書くくらいならぶっちゃけ書かない方がマシだと思いました。
こういうで大事なのはやったという【行動】に意味があるんじゃなくて、どうやってやったかの【気持ち】なんですよね。
だからこそ大切なゲストだけを招待する少人数の結婚式なら、書く量は少ないし何を書いたらいいのか悩まなくても済むので是非心を込めてメッセージを送って欲しいのです。
少人数の結婚式だからこそ心を込めたおもてなしをする。
席札はそのひとつのアイテムになるのです。
かりん
少人数の結婚式の席札はこの3つを重視して作ろう
ただ少人数の結婚式は年配の親戚が多いのもひとつの特徴。
そこで席札はこの3つのことに気遣いながら準備すると良いですよ。
1:漢字で書く
名前は楷書体や明朝体などはっきりとわかりやすい字体の漢字で書きましょう。
というのも年配のゲストが多いってことは、カッコよく筆記体で書かれた名前だと読めない可能性があります。
とにかく席札の役目は「あなたのお席はこちらです」とわかってもらうためのものなので迷わず席に座れるような字で書きましょう。
2:大き目の字で書く
あと名前の字の大きさも大事。
立って席を探す時は席札との距離があるし、オシャレなテーブルセッティングだとどれが席札かわからないこともあるので、それなりに大きな字で書いてあった方が見つけやすいです。
あと文字の色もはっきりとした黒などの濃い色で作ることもわかりやすくするためのポイントです。
3:お金のかけ方を決めて作る
席札って色んな種類があって値段もピンキリです。
安いものなら100円もしないけど高いものだと数千円もするものもあるので、中途半端に手間と費用をかけずにどっちかにしちゃいましょう。
A案:ペーパーの席札で簡単に作る
まず1つ目はとにかくお金はかけずに席札は名前がわかればいいものとして紙で作る案。
席札にお金をかけない分引出物にプラスする感じです。
ほら、台紙を選べばこれでも十分ステキだと思いません?
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筆書きじゃなくても温かみがあってすごく良いですよね(*^-^*)
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それじゃちょっと寂しいなぁ…という場合は折り紙なんかを使えばお金はかけなくてもちょっぴり華やかで個性的な席札にできますよ。
B案:お金をかけたアイテム席札にする
それなりのお金をかけて引出物の一品として持ち帰ってもらえる席札にする案。
例えばアイテム席札の定番といえばボトル席札
その人の好きなお酒(日本酒やワインなど)を選んで名前をつけて持ち帰ってもらうというものですね。
あとインスタでこんな変わった席札を見つけました。
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ニックネームとかしたの名前だけなど親しみのある名前を書いた席札って言うのも大切なゲストだけを集めた結婚式だからこそできること。
ちなみにこの手作りのカップはリオオリンピックの競泳で銅メダリストを獲得した瀬戸大也選手と馬淵優佳選手の結婚式で引出物として使われたそうですよ。
あとは最近流行りのハーバリウムに名札を付けるとかですね。
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色はその人のイメージに合わせたり、巨人ファンだからオレンジにしたりと贈る人を思い浮かべて選ぶのが◎
そんなことがゆっくり考えられるのも少人数ウェディングならではです(*^-^*)
少人数の結婚式で用意する席札~まとめ~
結婚式に用意する席札について。伝えたいのはこの3つです。
1.親戚の多い少人数の結婚式でも席札はつけた方がいい。
2.席札の字は見やすさ・わかりやすさを優先する。
3.その人のために心を込めて作る。
ほんのちょっとのことなんだけどこれ絶対大事 (。・ω・)σ
せっかく気心知れた人だけを集めた結婚式。
席札だって気持ちを伝えることはできるし、少人数だからこそできることもあるので是非精一杯の感謝の気持ちをゲストに伝えてくださいね。