少人数の結婚式でも受付は必要?なしにしたい時はどうする?
親族やごく親しい人だけを呼ぶ少人数の結婚式でもやっぱり受付は必要なのか?もし必要なら誰にお願いするべきか?など色々気になることがありますよね。
そこでこちらでは気になる少人数結婚式の受付についてのあれこれをご紹介します。
目次
少人数の結婚式でも受付は必要?
大きな披露宴なら迷わず受付を用意しようと思うはずだけど、ごく少人数でみんなが顔見知りの結婚式だと必要ないんじゃないかな?と考えるカップルも多いでしょう。
でも基本的にご祝儀制の場合は受付は必要です。
特に
- ゲストが30人以上いる
- さらに友人ゲストが多い
- 席次表や芳名帳などがある
などの場合は芳名帳にお名前をいただき席次表などを間違いなく全員に配らなくてはならないし、なによりもゲストがご祝儀をどこでだしたらいいか迷わなくて済むので受付は用意しておきましょう。
結婚式の受付は誰にお願いするといい?
少人数の結婚式の場合の受付はズバリ、兄弟にお願いするのがおすすめです。
少人数ということは大体親族が多いので兄弟なら顔をみただけでほとんどわかるし、数人の仲の良い友達なら顔を知っていることもあるのでスムーズに進みます。
もちろん友人にお願いしても良いのですが招待した友人が2-3人だと全員で受付をしてもらうことになっちゃうし、4-5人いたとしても2-3人づつ別れて片方は受付、片方は何もなしではちょっと差がありますからね。
できれば友人にはみんなでおしゃべりをしながら気軽に待っていてもらった方がいいでしょう。
少人数結婚式で受付してくれた人へのお礼は?
一般的に受付をしてくれた人には3,000円~5,000円のお礼(心付け)を渡すと言われています。
もし友人にお願いした場合はお礼を渡すのがマナーですが、兄弟にお願いした場合は必要ありません。
でももし友人にお願いした場合もほんの数人だけなら受付の拘束時間も少ないし、逆にそんなでお礼をもらったら相手も気を遣ってしまうかもしれません。
ですから友人にもお礼ではなく金額がはっきりしないプチプレゼントや、披露パーティーの卓上装花を帰りがけにお礼として渡すのもおすすめ。お花の場合はそれを想定して持ち帰りやすくて見た目もかわいいアレンジメント風にしておくといいですね。
POINTもし荷物になってしまって迷惑かも?と思うのであれば、その日はお礼だけを述べて後日に改めてプレゼントを渡すとか、おいしいランチをご馳走するのもいいでしょう。
ちなみに…こんな場合は受付を設置する必要ありません。
●事前にご祝儀を辞退している
●参加者全員から既にご祝儀を頂いている
●家族だけで行う
●席次表や芳名帳がない
この場合だと受付があると逆に違和感がありますので注意してくださいね。
少人数の結婚式だから受付をなしにしたい場合は?
受付はあった方が良いのはなんとなくわかった。
でもやっぱりあまりに仰々しいとか、10数人だからわざわざ誰かにお願いするのもちょっと…というカップルもきっといますよね。
確かに受付を設ければ誰かに受付をお願いしないとならないからこちらも気を遣わないといけないし、頼まれた人だっていくら少人数でも受付にしばらく立っていなくてはなりませんからね。
それなら受付はなしにして、ゲストが不安にならないために式場のスタッフにお願いして
「受付はお2人のご意向でご用意はございません。会食会は〇時からですので、お時間になるまでこちらでゆっくりとお待ちください。」
と伝えてもらっちゃいましょう。
もし席次表やプロフィール表など渡したいものがある場合は兄弟などにお願いしてパーティーが始まるまでの間に配ってもらえば十分!
一応誰に配ったかわかるように席次表をコピーしたものを渡してチェックしながら渡してもらっておくと間違いありませんよ。
【実例】結婚式の受付がない時のご祝儀あるある
実際に少人数の結婚式ではさまざまな理由から受付を設けないカップルも結構たくさんいました。
…というか正直受付は置かなかったカップルの方が多かったし、少人数なら特に大きな混乱もなかったです。
でも中には結婚式に来たら受付はあるもんだと思っているゲストもいて、受付が見当たらないと「受付は?」とスタッフに聞き、ないとわかると「じゃあこれどうしたらいいのかね?」とご祝儀の渡し先に困惑。
すると仕方ないのでそのまま持っていて披露パーティー中や、送賓の時に本人に手渡しするんです。
でもそれってあまりスマートじゃないし、ゲストにいつ渡そうか…ってずっとソワソワさせちゃうのも悪いですよね。
だからやっぱりゲストを不安にさせないためにも受付を設置しないならあらかじめ結婚式のご祝儀は辞退しておくのがベストですね。
さいごに
基本的にはご祝儀を辞退していないなら少人数でも結婚式の受付は設ける。
でも人数や諸事情(既にご祝儀を頂いてる等)特になくても問題なさそうであれば受付は設けなくても良い。
と言ったところです。
受付を用意すると言うことはそれなりに人にお願いしたり必要なアイテムを整えなくてはいけないので、なるべくお互い不安や負担がなくなるような準備と告知をして一番良い方法を見つけてくださいね。