結婚式に子供を呼びたくない!呼ばないための4つの方法とは
子供が嫌いなわけじゃないけど少人数だからこそ挙式は厳粛に、そして会食会はこじんまりと美味しい料理を頂きながらゆっくりと過ごす結婚式にしたいというカップルもいますよね。
でも子供は呼びたくないなんて言ったら反感を買ってしまうかもしれないと思うとなかなか言い出せないことも。
そこでこちらでは結婚式に子供の参加を遠慮してもらう方法をご紹介します。
目次
結婚式に子供を呼びたくないのはおかしい?
まずはじめに結婚式に子供は来て欲しくないなんて言ってはいけないんでしょうか。
確かにそんなこと言ったら変な人とか心が狭い人とか思われて、これからの親戚付き合いがしにくくなるかもしれないと思うとなかなか言い出せないという人もいるきっといるかもしれません。
確かにただ単に子供が嫌いだからという理由では周りも納得しないし、非難をあびるてしまうかもしれません。
でも本当に子供がいることで自分達の思い描く結婚式ができないと思うなら参加は遠慮してもらっていいんじゃないか思います。
結婚式に子供を参加させないのはあり?なし?
管理人がプランナーを始めた頃(約20年前)はそんなことを言うカップルなんていませんでしたから、初めて
「結婚式に子供を入れたくないんですが、どうしたらいいですか?」
と相談された時はかなりの衝撃でしたし、正直この人はなんてことを言うんだと思いました。
でも冷静に考えてみるとそう思う人が出てきたのって新郎新婦さんだけじゃなく、子供の親など周りの人達も変わったからじゃないかと思うようになりました。
よく考えてみると一昔前は結婚式で子供が大声で泣き叫ぶなんて光景はほとんど見かけませんでした。
それはきちんと親や祖父母がフォーマルな場での振る舞いを考えて子供をしつけたり、周りへの配慮もしていたから子どもが迷惑だなんて思わなかったのでしょう。
それが最近では子供が泣いても騒いでも仕方ない・当たり前という感じで、平気でほったらかしの子供を叱れない・しつけられない親や大人も増えたのでマナーが低下したような気がします。
実際にプランナー時代も挙式中に子供がグズリだすとすぐに退席を促したんですが、すぐに退席し泣き声がビデオに入らないようにとすごい遠くから見守った方や、子供のご機嫌を直すために授乳やお散歩にでかけて挙式は見ないであきらめる方もいました。
でもその反面「大丈夫です~」とか言って泣きじゃくる子供をその場であやすだけで教会から出ようともしない人や、「出ろって言うんですか?!」と逆ギレしてた人もいて、いやいやあなたが良くても主役の新郎新婦様が良くないんです!と思ったことも何度もありました。
なんかこう時代が変わったと言うか子供に対してのしつけや気遣いが周りに向いてない人が増えたせいで、結婚式での子どもの存在が迷惑と感じる人が増えたんじゃないかと思うんです。
だから一生に一度の結婚式を子供の泣き声で台無しにしたくないと思ってもおかしくないし、それを叶えるためには子供参加を断るのもありでしょう!
POINT大人だけの落ち着いた結婚式がしたいとか、子供の泣き声の入ったビデオは絶対に残したくないと思うなら子供はなしの結婚式にするのもいいでしょう。
結婚式に子供を呼ばないための4つの方法
ここまで見てもやっぱり子供に参加してほしくない!と思うなら呼ばない方法を考えた方がきっとあなたのためです。
だって結婚式はやり直しがきかない一大イベント!
挙式の誓いの言葉や誓いのキス、会食会での両親への感謝を伝えるDVD上映や手紙の朗読が子供の泣き声にかき消されてしまったら後悔してもしきれないだろうし、そんなことが起こったとしても誰も責任は取ってくれませんからね。
でも後々気まずくはなりたくないのでさりげなく必然的に子供は連れてこないような方法を取るのがベストなので、こちらではゲストに子供参加はNGとさりげなく伝える4つの方法をご紹介します。
① 招待状を発送して意思を伝える
招待状には招待したい人の名前だけを書いて送るのが一般的な認識です。
なので例えば夫婦で招待したい場合は夫婦連名で書けばいいし、実のいとこだけを招待したいならその配偶者(義理のいとこ)や子供(従甥や従姪)の名前は書かないで来て欲しい1人だけの名前を書いて送ればいいのです。
ただし招待状の宛名の人だけが招待されていると言うことを知らない人もいるので、返信はがきはナシにして念のため招待状がついた頃に出欠について連絡をとってみるのがいいでしょう。
もし勘違いしていたとしてもその時点ならまだ準備することもありませんから早目に連絡しておくと後になって揉めずに済みますよ。
POINT出席してほしい人の名前を書いた招待状を送るのはごく一般的なこと。まずは結婚式に子供参加を遠慮してもらうには口頭ではなく書面でも意思を表しましょう。
② 子供は預かるという案内をする
「ベビーシッター(もしくは託児所)のご用意がありますのでお子様はそちらでお預かりします」
というような注意書きを入れて招待状を送ります。
これはなかなか伝えずらいことかもしれませんが書面でなら伝えやすいし、あくまでもあなたの結婚式なので嫌な気持ちを抱えたまま当日を迎えるくらいなら事前に伝える方が良いです。
小さな子供を他人に預けるのは不安かもしれませんが式場手配のプロのシッターさんなら安心だし、それでも不安だというなら欠席してもらえば良いだけです。
POINTそこまでしていれば子供の参加は控えてほしいという気持ちも遠まわしに伝わりますが、あまりに鈍感だったり周りの空気が読めない人には伝わらないかもしれませんね。
③ 子供がいるゲストは呼ばない結婚式にする
子供は年齢や続柄に関わらず一切ダメなのか、甥や姪はいいけど親戚の子供まではダメなのか、それを決めて招待する人やスタイルを決めるんです。
つまり子供がいるゲストを招待しない結婚式にするためにも続柄でゲストの線引きをはっきりとしちゃいましょう。
兄弟の子供を呼ばない方法
兄弟姉妹の子供の参加もなしにしたい場合はこちらのスタイルを選ぶといいでしょう。
●2人挙式にする
海外や国内のリゾート地に新婚旅行を兼ねて2人で旅行に行き、ゲストは一切なしの挙式をすればゲストもいないけど確実に子どももいない結婚式になります。
●両親との家族婚にする
1親等までと考えれば招待するのは両親だけとなるので両親と本人の最大6名の結婚式になりますね。
●実の兄弟までの家族婚にする
血族関係のある2親等までの家族婚スタイルにすると、祖父母と兄弟までということになります。甥や姪は3親等だし、兄弟の配偶者は血族ではなく姻族になるのでこれには当たりませんから参加は兄弟姉妹のみとなります。
親戚の子供を呼ばない方法
兄弟姉妹までの子供参加はいいけど、それ以外の子どもの参加を断りたい場合はこんなスタイルがあります。
◎おじおばまでの少人数婚にする
3親等のおじおばまでを招待する結婚式にすれば4親等のいとこはなしになるので必然的に5親等のいとこの子供(従甥や従姪)も参加しないということになります。
ちなみに3親等で線引きすると兄弟の子供(甥や姪)は招待することになりますね。
POINTできれば両親からも招待しない人には「結婚式は人数の関係で(続柄)までにさせてもらった」という連絡もしてもらうといいでしょう。
④ はっきり伝えてしまう
あとはまわりくどいことは嫌、とにかく間違いなく子どもの参加を断りたいのであれば子供を連れてきそうなゲストに子供は連れてこないでほしいとはっきり言ってしまいましょう。
その際にはこんな理由を伝えるといいでしょう。
■会場の中で泣いたりしてもすぐにあやせるような場所はない。
■せめて挙式だけは絶対に厳粛に行いたいと思っていると伝える。
■相手側との話し合いで子供参加は遠慮してもらおうということになった。(1人になるけど参加できればしてほしい)
■子供用の設備(授乳室・おむつ交換・いす・料理等)が整っていない。(かなり不便をかけてしまうと思う)
POINT今後のことも考えるならあくまで相手側に決断をゆだねる部分を残しておくのがベスト。間違っても「子供は来てほしくないのでおいてきてね。」なんて言わないようにしてくださいね。
さいごに
泣いても眠くてグズっても子供に罪はありません。どちらかと言えばきちんとした配慮ができない大人が悪いんだと思います。
だからその配慮をしてくれるかどうかがわからないとか、とにかく子供のいない結婚式をしたいというのであればこういった方法で子供の参加は遠慮してもらうしかありません。
でもあなたも結婚して子どもができれば小さい子供を抱えて冠婚葬祭の席に行かねばならなくなる時がきっとやって来ます。
是非あなたがその立場になった時でも嫌な思いをしないような形で考えてみてくださいね。