結婚式の控え室は必要?親族控室が両家で1室・友人同室は非常識?
披露宴もする結婚式に行くと大体控室が用意されていますが、やっぱり少人数の結婚式でも必要なんでしょうか。
でも広い部屋に数人だけで待つのはちょっと寂しい気もするし、控室を用意するとなると費用も掛かるからなくても良いならなしにしたいと思うカップルもいるでしょう。
そこでこちらではごく親しい人だけを集めた少人数の結婚式の控え室についてご紹介したいと思います。
目次
結婚式の控え室は少人数でも必要?
人数が少ないといらないと考えがちですが、控え室は人数に関わらず用意しておきましょう。
というのも結婚式にお呼ばれしたらどんなゲストでも遅刻しないようにするために大体早目に来ますよね?
そして着替えをしたり荷物をまとめたり、久しぶりに会う人と話したりしながらゆったりとした気持ちで結婚式を楽しみに待つものです。
それがもし控え室がなかったらどうでしょう。
どこで待っていたらいいのかわからないと居場所がなくなって不安になります。すると結婚式という幸せなイベントの余韻も味わえないし配慮のなさに不満でいっぱいになってしまうかもしれません。
せっかく来てもらったゲストにはじめから嫌な思いはさせたくないですよね。
だから大切なゲストのためにも控え室はしっかりと準備しておくのが良いのです。
親族控室は両家で1つで良い?
基本的に控え室は両家で1室ではなく、別々に用意した方が良いです。
というのも親族控室は結婚式が始まるまでの時間をゆっくりと過ごしてもらうという目的もあるからです。
それが両家一緒の部屋だと話したい話もできなかったり、変に気を遣わなくてはいけなかったりしますよね。
もしあなたが初めて会ったおじさんやおばさんがいる部屋で長い時間待っているとしたらどうでしょう。気疲れすると思いませんか?
確かに同じ部屋にすれば両家が仲良くなる機会になるかもしれないけど、互いの家風が違ったり相手側の親族に態度の悪い人やタバコをすう人、また愛想の悪い人などがいると和やかな気分になれませんからね。
だからできれば控え室は両家別々に用意した方がいいのです。
両家で1室!部屋を区切って使う方法
あと最近では両家で1室が普通という式場や、大きな部屋の真ん中を扉で仕切ってそれぞれの親族で過ごし、挙式の時間が近づいたら扉が開いてご対面、そして親族紹介をするという会場も増えています。
確かにこの方法はとても合理的で良いアイデアですが、良いところとそうでないところがあります。
同じ部屋にするメリットとデメリット
【メリット】
◇移動が少なくて楽
◇相手側の親族と式前から話すことができて良かった
【デメリット】
◆声はほぼ筒抜けなので声の大きさや話の内容に気を遣う
◆出入口で会った時にいちいち挨拶をしないといけない
POINT色んな人がいるのでみんながどう思うかわからない場合はそれぞれの両親に意見を聞いてみるといいですね。
結婚式の親族控室に友人も一緒はおかしい?
ごく親しい人だけを集めた結婚式なら友人を2-3人呼んでいることもありますよね。
披露宴のように人数が多ければ親族とその他のゲストの控え室を用意することもあるけど、ほんの数人のために別の部屋を用意するのはちょっと厳しいから親族の控え室と一緒でいいかもしれないと思うかもしれませんね。
でも基本的には別にしてあげた方が良いです。
やっぱり両親や見知らぬ親族に囲まれたら嫌でも気を遣いますからね。
控え室のない友人の待合場所
親族の控え室は親族だけにした場合、友人はどこにいてもらったらいいのでしょう。
そういう時はホテルなどであればラウンジがあるのでドリンクチケットを渡しておくか、事前に○○家の参列と言ってもらえばドリンクが飲めるように手配しておくのがおすすめです。
その方がお友達も気兼ねなくゆっくりと式までの時間を過ごすことができますよ。
POINT友人には前もって気を遣わせてしまうと申し訳ないので親族とは別にしたのでラウンジでゆっくりしててね♪と伝えましょう。
友人も親族控室に一緒でいいケース
ただし、こういう場合は友人にも親族控え室に入ってもらうと良いでしょう。
●新郎新婦も親族控室で過ごす
これならラウンジなどで待っていてもらうよりも親族控室で待っていてもらった方が自然です。
さいごに
控え室は式場の部屋の都合や、両家の親族の特徴、また友人と親族の関わりなどさまざまなケースがあるので絶対にこうしたらいいと言う形はありません。
でも色んな考え方の人がいるので基本的には親族の控え室は両家別々に用意するのがおすすめ。控え室が両家で一室だったことを不満に思う人はいるかもしれないけど、両家別々だったと不満に思う人はまずいませんからね。
とにかく一番大事なのは挙式が始まるまでの間に招待した1人1人がゆっくりと過ごせること!
それさえ出来ていれば非常識だなんて誰も思いませんから自分だったらどう思うか、さらに両親の意見も聞きながら考えてみてくださいね☆