プロポーズの指輪と結婚指輪は別?両方必要なもの?兼用で1つにする方法とは
結婚指輪ってプロポーズの時に渡す指輪のことじゃないの?
いえいえ、プロポーズの時に渡すのは「婚約指輪」で、結婚式で互いに交換するのが「結婚指輪」なんです
なんだかどっちも似ていて、どんな指輪がいつ必要なのかがよくわからないという人も多いですよね
しかも婚約指輪って一般的にダイヤが入っているので結構なお値段がするのに普段は使わなかったりもするんで、本当に両方必要なの?なんなら結婚と婚約兼用で1つの指輪にしたらいいんじゃない?とも思いますよね。
そこでこちらではまずはじめに知っておきたい結婚指輪と婚約指輪の違いや両方買っている人の割合や必要性など、結婚する時に必要な指輪についてご紹介します。
目次
プロポーズの指輪と結婚指輪は別のもの?
結婚指輪と婚約指輪、両方必要なのかを考える前にこの2つの指輪の違いから簡単にお話しますね。
結婚指輪と婚約指輪の違いを知ろう
【婚約指輪】
男性から女性に婚約の証として贈られるリングのこと。
別名エンゲージリングとも呼ばれ、よくドラマとかで見るプロポーズの時にひざまづいてフタをパカッとあけて渡す指輪がこれですね。
ダイヤモンドなどの宝石をあしらった華やかな指輪が多く、比較的高価なものが多いです。
【結婚指輪】
結婚の証として2人でつけるリングのこと。
別名マリッジリングと呼ばれ、結婚式の指輪の交換でお互いの左手薬指にはめ合うペアリングがこれです。
結婚した後も日常的につけて生活するのでシンプルなデザインを選ぶカップルが多く、一般的には婚約指輪よりも料金は安いものが多い。
婚約指輪は結婚の約束をした時に贈る指輪
結婚指輪は結婚する時に贈り合う指輪
意味合い的にはまったく別物なのでそれぞれ別に贈るのが一般的なんです。
結婚指輪と婚約指輪は両方必要なのか
次に実際どのくらいのカップルが結婚指輪と婚約指輪を両方買ったのか。
みんなの結婚&婚約指輪事情を見ていきましょう。
結婚指輪と婚約指輪を買った人の割合
POINT約7割のカップルが婚約指輪と結婚指輪の両方を買っている!
まず婚約をした時に記念品があったというカップルは 76.9%
そのうち89.3%が指輪(エンゲージリング)を購入しています。
つまり100人中約69人が婚約指輪を買ったということになります。
一方結婚指輪を購入したというカップルは98.5%
マリッジリングは婚約指輪とは違ってほぼすべてのカップルが購入しているということになるので、結婚をした約7割の人は両方買ったということが推測できますね。
婚約指輪を買った&買わなかった それぞれの理由
婚約指輪は買った(買ってもらった)人の方が多いようだけど、それぞれの理由も見てみましょう。
婚約指輪を購入した上位7つの理由
1:プロポーズの時に夫が贈ってくれた 43.3%
2:けじめとして夫が贈ってくれた 40.0%
3:結婚指輪と重ね付けがしたかったから 21.6%
4:昔からもらうことが当たり前と思っていたから 20.0%
5:一生に一度のものなので夫にお願いをした 16.1%
6:以前から欲しかった(おこがれていた)ので夫にお願いした 13.5%
7:プレゼントを兼ねて夫が贈ってくれた 12.8%
<データ出典 ゼクシィ 結婚トレンド調査2017調べ>
これを見るとやっぱり婚約指輪は男性にとっては”けじめ”、女性にとっては”憧れ”というイメージがあるのがわかりますね~ (*^-^*)
婚約記念品がなかった上位7つの理由
1:お金がもったいない 37.4%
2:結納しなかったから必要ない 20.4%
3:婚約指輪に意味を感じない 20.2%
4:普段から身につけるものではない 19.3%
5:予算がない 15.9%
6:相手が買ってくれなかったので 13.8%
7:使える期間(婚約期間)が少ないから 13.4%
<データ出典 ゼクシィ 結婚トレンド調査2017調べ>
かなり現実的な意見が多いですね (^-^;
つまりこの調査を見ると婚約指輪を欲しいと思っていた、プロポーズで必要と思っていたカップルは購入している。
逆に買わなかったカップルの理由は大きく正反対の2つの意見になってます。
●実用性などを考えるといらない→買わなかった
●本当は欲しかった→買えなかった
婚約指輪は安いもんじゃないですから、彼女が本当にいらないというならナシでもいいんです。
でもその逆
「買って欲しいのに買ってもらえなかった」
っていうのはちょっと厄介
婚約指輪をもらえなかったという強い思いはずっと心の奥底にあるので、とある瞬間にふと思いだして言われる可能性もあります。
彼女はどちらでしょう??
① 結婚指輪と婚約指輪は意味合いが別なので両方贈るのが一般的
② 約7割近くの人が両方買っている
③ 婚約したら絶対に婚約指輪を送らなければいけない決まりはないので、本当に必要ないもしくはどうしても無理なら贈らないという選択もあり
④ 「買ってもらいたかったのに買ってもらえなかった」は後々面倒なことにもなるので欲しいと思っている妻にはできる範囲で買う
結婚指輪と婚約指輪兼用のリングを選ぶという選択
結婚指輪と婚約指輪はどうしてもという理由がなければ両方贈るのが一般的だけど、2人の意見が合わないことがあるかもしれませんよね。
●気持ち的問題
妻には婚約指輪はいらないと言われたけどやっぱり両方贈りたい
堅実
いらないと言ったのに夫がどうしても婚約指輪を贈りたいと言っている
節美
●予算的問題
結婚指輪も婚約指輪も両方贈ってあげたいけど予算的に厳しい
なし男
指輪は両方もらいたいけど欲しいと言いにくい
虚子
どっちの言い分もわかるけど、いらないものはいらないし、欲しいものは欲しいんです。
だから2人の意見がどうしても違う場合は、間を取って婚約指輪と結婚指輪を兼用にした指輪を1つ買うのはどうでしょう。
正式な婚約&結婚兼用指輪というのはないけど、今はこんなステキな指輪もあるんです。
案1:人気のエタニティリングを結婚指輪として買う
最近指輪は1つでいいと考えるカップルに人気なのが【エタニティリング】
華やかだけど日常でも使えるエタニティリングは宝石がとぎれることなくグルリと並んでいることから「永遠の愛の象徴」とも言われてます。
キラキラ光輝くリングはとっても華やかで愛する人に1つだけ贈る指輪にピッタリですね。
ただデメリットとしてはお葬式などの弔事では光り物はタブーとされてるので、ちょっと周りの目が気になってしまったり、夫との結婚指輪とデザインが大きく変わってしまう場合があったりするところでしょう。
参考>>>エタニティリングのオーダーもできるケイウノのマリッジリング
案2:アイプリモのプロミスダイヤモンドで2人だけの愛の約束を
ブライダルリングを専門に扱うアイプリモには「プロミスリング」というサービスがあります。
名前の通り「約束のダイヤ」として8色のダイヤモンドから好きなものを選んで、刻印と共に指輪の内側にとめるというもの
これなら外れる心配はないし、2人だけしか知らないメッセージが見えないところにあるっていうものなんかステキです♡
料金は5,400円から(選ぶダイヤモンドによって変わります)と、料金的にも優しいのも嬉しいですね。
参考>>>アイプリモのオリジナルオプションのプロミスリング
メレダイヤ付きの結婚指輪を選ぶ
小さなダイヤモンドが埋め込まれているデザインの結婚指輪。
エタニティリングほどの華やかさはないけど、とってもさり気ないのでシンプルな指輪好きな女性にはぴったり
料金はリングの土台の素材やブランド、またダイヤの大きさや質によって大きく変わるので予算で選べるところもいいですね。
で、なんとなく贈るのはダイヤモンドって言ってますが、指輪は1つだけにするにしても「永遠の愛の証」のダイヤモンドを贈っておくことをおすすめしたいのです
というのもダイヤモンドは特別な輝きを放つ美しい宝石。硬くて傷などにも強く、「純愛・永遠の絆」という意味もあるので永遠の愛を誓うのにぴったりなんですよね
それに女心って複雑な上に変わりやすい^^;
そんなダイヤの婚約指輪はいらないと言ったけど結婚式のお呼ばれでみんながしてるのを見たらやっぱり買ってもらっておけば良かったと後悔したりすることもあるし、欲しかったのに買ってもらえなかったのならなおさらです。
これはちょっと余談ですが…
私もそれなりのお値段の婚約指輪と結婚指輪も買ってもらいましたが、正直婚約指輪は年に1度も使ってないです。(実は結婚指輪も使ってない;)
あの時はすっかり夢子ちゃんで高い指輪を買ってもらったけど、今となってみればいらなかった、無駄だった~、なんて思ったりもするワケです。
でもね、それはダイヤモンドを買ってもらったからこそ、そう思ってるのかもしれないです。
まだ若かりし頃(笑) 結婚するという大きな決断と覚悟を給料約3カ月分のダイヤモンドに込めて夫が贈ってくれた。やっぱりそれは本気の証として私や両親に伝わり、その行為こそに喜びを感じたんですよね。
どんな形であれ、「形」にこめられた気持ちがいつでもそばにあるのって嬉しいものです。そしてダイヤモンドを贈る側も「結婚する」という実感が湧くと思うんです。
もしかしたら今の時代、こういう考えは古いのかもしれないけど結婚する時はぜひ思いをカタチに!
結婚の覚悟を!愛の証を!ダイヤモンドにこめて贈ってほしいと思うんです
婚約指輪はナシにしたのなら、結婚指輪でダイヤモンドを贈るのもひとつの方法。
夫となる決意と愛情を込めて心からのダイヤモンドを贈りましょう。
結婚指輪と婚約指輪は両方必要?~まとめ~
色々言ったけど正直最近は結婚自体、色んなパターンがあるのでいるもいらないも2人次第。
でも判断するうえで一般的な事情を知っておくことは大事です。
◎婚約指輪は贈る人が多いし、多くの女性は婚約指輪をもらいたいと思っているので特別な理由がなければ両方贈るのが一般的。
◎結婚指輪も婚約指輪も絶対にこうしなきゃいけないと言う決まりはない。
◎婚約指輪がいらないなら結婚指輪と婚約指輪兼用のリングを買うのもあり。
一番大事なのは2人でよく話し合ってお互いが納得する形に決めること
ただ親世代は両方贈るのが当たり前だと思っていることも多いので、婚約指輪をナシにする場合は2人で話し合って1つにしたということ妻側の両親にはそっと伝えておいてくださいね。
お2人はもちろん、周りの人も納得の「指輪の形」を見つけてくださいね。