挙式後の食事会を家族のみでする時の注意点と上手な費用の使い方を考えよう
費用を抑えた家族だけの挙式をする場合でも終わった後は食事会くらいはしたいもの。
でもアラフォーともなってくると両親も段々高齢になってきて負担をかけないような気遣いも大事になってくるし、自分達もやりたい結婚式の形も変わってくるものです。
そこで元プランナーの管理人が費用を抑えつつ両親に喜んでもらえるアイデアを織り交ぜた食事会をガチで考えてみました。
是非家族だけの結婚式をお考えの皆さんのご参考になれば嬉しいです☆
目次
挙式後の食事会を家族のみでする時に注意したいこと
挙式と食事会をする場合、この6つのポイントをおさえて考えて決めましょう。
①挙式と会食会場の場所
挙式と同じ場所か移動が少ない場所のレストランを選ぶ
基本的に挙式は自分達の気に入った場所でいいんだけど、その後の食事会はいずれかで選びましょう。
◎挙式場と近い会場or同じ会場
◎宿泊する施設内にある会場
段々と歳をとってくると移動って本当に大変なので、挙式はあっちの神社、食事会場はこっちのレストラン、宿泊は駅前のホテルだと疲れちゃうんですよね。
だから挙式と会食会場は同じで宿泊場所だけ別とか、挙式だけ別で食事会と宿泊場所は同じなど、できるだけ移動が少なくなるようにします。
②食事会場の雰囲気
個室がある会場にする
レストランなどの一角だと隣の人が気になりますよね?
また周りが賑やかだと話しがしづらくて話が弾まないこともあります。
我が家の場合は両父の声が大きいので、両母は周りに気を遣いゆっくり食事もできないので自分達だけじゃなく周りの人の迷惑も考えるとやっぱり「個室」がいいなって思います。
③サービススタッフ
専属のサービススタッフがついてくれる
いくら演出がなくても専属のサービススタッフがついてくれるところがいいです。
個室で誰もサービススタッフがいないと欲しい時にドリンクが注文できなかったり、なにかこぼしてしまったりした場合にすぐに対応してもらえませんからね。
またできれば始まる時の挨拶くらいはお手伝いしてもらえるといいですね。
④食事の内容
量より質。年配者と子供が喜ぶ料理を選ぶ
両親世代だとかしこまったフレンチやオリーブオイルたっぷりのイタリアンなどが苦手な場合も。
また量もたくさん食べられない人も多いので色んなものが少しづつ楽しめるあっさりした料理がベストですね。
ただし兄弟に小さな子供がいる場合は子供も喜ぶお子様用メニューができるかどうかも確認しましょう。
⑤ドリンク類の充実
飲み物の種類が豊富
あまり会わないお互いの家族同士の食事会ってやっぱり間が持つかなって心配になりますよね。
そこで結構いい役割を果たしてくれるのが「お酒」です。
お酒好きのお父さん同士、ほろ酔い加減くらいの方が色んな話に花が咲きますからね。まぁ俗に言う「飲みニケーション」ってやつです(笑)
もちろんお酒が飲めないとか嫌いな家族のためにも、ノンアルコールや温かいもの、またその土地や会場でしか手に入らない珍しい飲み物などを用意してもらうと話のきっかけになります。
⑥簡単な演出は可能か
結婚を祝う会食らしい簡単な演出ができる
はじめと終わりくらいは2人からの簡単な挨拶が必要です。
いくら家族だけでも会食が始まる時とお開きになる時くらいはメリハリをつけてピシッとするのが◎です。
あとは個室であれば小さなケーキを用意してもらってケーキ入刀のセレモニーくらいできると結婚式の後の食事会らしさが出せますね。
挙式後の食事会の費用をかけるところと抑えるところ
家族だけの挙式と食事会だとご祝儀をまったく見込んでいないというカップルも多いでしょう。
そうなると失礼の内容にしながらもできるだけ費用を抑えたいところですよね。
そこで元ブライダルコーディネーターの私の家族を例にとって、お金をかけるところとかけないところをご紹介します。
食事会で費用をかけたい3つのポイント
①料理
とにかく好みに合ったおいしい料理を用意します。
人間っておいしいものを食べるとそれだけで幸せな気分になりますからね。
だから結婚式のあとの食事会ではとにかく「あー、美味しかった」と言ってもらえる料理でより良い思い出になるようにきっちり試食もして選びます。
我が家の場合…
【新郎側】
父:食べる量は少しでおかずがあればいい+ご飯はいらない
母:好き嫌いもなくたくさん食べれる
弟:食へのこだわりが強い。マヨネーズはNG。
【新婦側】
父:とにかくたくさん食べるし最後はご飯。
母:少量しか食べられない上好き嫌いも多い。
姉:何でも食べるがエビアレルギーがある。
義兄:食へのこだわりが強くうんちくが多い。食べる量も多い。
こんなメンバーならやっぱり基本は素材を生かしたあっさりめの和食。
両母とも色んな場所で食事をすることが多いので見た目も重視です。
全体的な量は少なくてもいいので品数は大目。お寿司ではなくご飯で量は調整できると良いのでそういった対応が可能かを確認します。
②ドリンク
家族だけなら誰がどんなお酒が好きかは大体わかっているはずなので、「お父さんは焼酎で良い?」などと打診してそれぞれのゲストが好きそうなドリンクを用意しておきます。
またお酒が飲めない人用にフレッシュジュースとかおいしい緑茶とか、それぞれの出身地特産のものや会場でのオリジナルドリンクなんかも良いですね。
我が家の場合…
【新郎側】
父:とにかく日本酒が好き。3合くらいは楽勝。
母:ビール党で銘柄はアサヒと決まっている。
弟:はじめはビール。あとは何でも飲むがうんちくが多い。
【新婦側】
父:ビールと日本酒が大好き。いくらでも飲む。
母:アルコールは飲まないが唯一梅酒は飲む。お茶やウーロン茶は嫌い。
姉:ビール党。でもたくさんは飲めない。
義兄:何でものむがたくさんは飲まない。
こんな感じなので乾杯用のシャンパンは高いのであえてなし。はじめはビール(アサヒ)、あとは地元の銘酒や甘めのカクテル系も用意してもらいますね。
③思い出の写真
正直アラフォー世代の親はアナログ派が多いので結婚式が終わった後、思い出のアルバムを作って贈ります。
親世代って画像データだけを送っても困るし、プリントした写真をアルバムに貼っただけじゃちょっとつまらないし場所もとりますからね。
ちなみに我が家では子供が生まれてから何度かコンパクトなデジタルアルバムを作って送ってますが、色んな写真が入ってるのでとっても良いと喜んでくれています。
しかもコンパクトなのでどうやらバッグに入れて持ち歩いて親戚やお友達に見せびらかしてるらしいですよ(笑)
ちなみに私は【撮るだけフォトブック】で作ってみたんだけど編集もすごく簡単だし、背景とかテンプレートも色々選べてとってもオシャレ☆
やっぱり自分が気に入った写真だけを使ってイメージにあうアルバムが作れるっていいですよね。
あまりにいい出来で思わず自分の分まで増刷してしまいました(*´▽`*)
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食事会で節約する3つのポイント
①自分の衣装
結婚式でウェディングドレスが着れれば十分なので食事会は主人はスーツ、自分はちょっとしたオシャレな服装で済ませます。
具体的には友達の結婚式のお呼ばれで着たドレスか、もし季節的にピッタリなものがなければ安めの普段でも着られる大人エレガントなワンピースを1万円以下で買いますね。
②引出物
両親からのご祝儀のお返しは一般的にはしなくてもいいものなのでお祝いはあり難くいただいて引出物はなしにします。
ただ本当にもらいっぱなしだとちょっと気が引けるので、先ほどの自分で作れるデジタルアルバムを作って贈ったり、誕生日や長寿のお祝い、また結婚記念日には旅行をプレゼントするなど、何かの機会に感謝とお祝いの気持ちを形にして贈っていきます。
ただ結婚式当日に手ぶらで返すのもいかがなものかと思うので、手土産としてそれぞれの両親が好きなお酒とお菓子のセットくらいは用意しておきます。
また兄弟も同様で当日は引菓子程度にし、後日いただいたご祝儀と見合うお返しをしますね。
③演出&装飾
とにかく食事がメインの会場を選ぶので、余計な装飾やお金のかかる演出はしません。
ホテルのレストランの個室や高級レストランだと料理の料金はそれなりですが、ステキなインテリアだったり装飾がされているので特にテーブル装花とかを用意しなくても十分なのでお花代などにかける予算を料理にかけられるんです。
しかもそんなレストランだとはじめと終わりの挨拶はスタッフが無料でお手伝いしてくれることもありますからね。
ディナーだとちょっとキビシイ高級なレストランでもランチならかなりリーズナブルに利用することができますよ。
結婚食事会を家族のみでする時の注意点と上手な費用の使い方~まとめ~
家族婚ってみんなが嬉しくなる究極のウェディングプランだと思うんです。
だからみんなに喜んでもらうためにどうしたらいいかを考えて食事会場を決めることが大事なので、この辺のことをよーく考えて会場選びをしましょう。
【会場選びのポイント】
①挙式と同じ場所か移動が少ない場所を選ぶ
②個室がある会場にする
③専属のサービススタッフがついてくれる
④料理は量より質。年配者と子供が喜ぶ料理を選ぶ
⑤飲み物の種類が豊富
⑥結婚を祝う会食らしい簡単な演出ができる
【費用をかけるところ】
◎料理
◎飲み物
◎後日の心遣い(アルバムを贈る)
【節約するところ】
●自分達の衣装
●引出物
●演出と会場の装飾
もちろんどこにこだわりたいかは個人差もあるけど、大体この辺を抑えておけばOK。きっとみんなが喜んでくれる食事会、そしてお2人の予算に叶うお食事会ができるはずです。
大切なのは結婚式に来てくれたみんなの笑顔♪
みんなの笑顔を思い浮かべながら最高の結婚式をプランニングしてくださいね。