挙式のみの結婚式に親族を呼ぶなら招待前後の心遣いが大事!
挙式だけの結婚式ってあまり聞かないという人もまだまだ多いかもしれないけど、最近ではあえてこのスタイルを選ぶカップルも増えているんです。
できれば式だけでもおじさんやおばさんにも来てほしいけど、そんな披露宴もない結婚式にわざわざ来てもらうのは悪いかな?って思う人もいるでしょう。
そこでこちらではそんな親族だけで行う式のみの結婚式についてご紹介します。
目次
挙式のみの結婚式に親族を呼ぶ時の注意点
披露宴をしなくても両親や兄弟、またおじさんやおばさんに晴れ姿を見てもらいたい。
そんな気持ちは自然でとっても素敵なことですから、心からそう願うのであれば挙式だけの結婚式に招待してもいいんです。
ただ挙式のみの結婚式に親族を招待する場合、大事にしたいのが挙式前後の心遣いです。
でも挙式に来てねと連絡するだけ、そして挙式が終わったら「はいサヨナラ」じゃちょっと失礼なので、挙式だけだからこそこんなことに注意して招待しましょう。
①挙式のみでも招待状は送ろう
挙式のみの結婚式なんて呼ばれたことがないと言う親戚も多いはずなので、招待されたゲストが困らないように招待状もしくは案内状を送りましょう。
1:結婚式の日時をきちんと伝える
口頭だと日時や場所などがはっきりとわからなくなってしまうこともありますからしっかり書面にして送っておきましょう。
2:招待するという気持ちを表す
挙式だけでも立派な結婚式です!是非大切なゲストとしてご招待するという気持ちを表しましょう。
もちろん招待状は印刷業者などにお願いして立派なものを作る必要はありません。
自分で作れる招待状にキットやちょっときれい目の紙に結婚式の日時や場所、また食事会の案内やメッセージなどを書いて印刷すれば十分です。
手書きは心がこもっていて温かみが伝わるので挙式だけでも是非来てほしいという思いが伝わるのでおすすめですよ!
POINTもしご祝儀を辞退するのであれば案内状にはっきりと「ご祝儀等のお心遣いはなさいませんようお願い申し上げます」などと書いて送りましょう。
②挙式のみの結婚式でも食事会はしよう
挙式だけの場合、大体1時間もかからないで終わってしまいます。
たとえ近場であったとしてもわざわざ集まってもらうのに、式が終わったら「はい解散!」というのはちょっと味気ないというか失礼な感じがしますよね。
両親だけならともかく親戚のおじさんやおばさんは晴れ姿を見るために時間を割いて、朝から準備してわざわざ来てくれたはずです。
しかも結婚式に来てもらった親族は今後お互いに長い付き合いとなるのに、挙式だけではほとんど会話することもできませんから是非みんながゆっくりご飯を食べながら話せる機会を設けましょう。
POINT両家の親睦を深める、そして皆さんに来て頂いたという感謝の気持ちを表すためにもお食事会の席を設けてできる限りのおもてなしをするのが礼儀です。
③ちょっとした手土産も用意しよう
挙式のみでも食事会はするべきだけど、もうひとつ用意しておきたい心遣いがあります。
それは手土産です。
確かにこちら持ちで食事会をすれば十分な気もしますが大切なゲストを手ぶらでお返しするわけにもいきませんし、やはり招待したのであれば当日来て頂いたお礼を兼ねた手土産を用意しておくべきです。
もちろんこの場合は引出物のような立派なものだと相手も恐縮してしまうので、感謝の気持ちを込めて2人が選んだ菓子折りなどのちょっとしたもので十分です。
POINTご祝儀を辞退する内容の招待状を送ったとしても持ってくることは十分に考えられますが、その場合は後日半返しで内祝いをお返ししましょう。
挙式のみの結婚式で親戚は呼ばない方がいいケース
いくら挙式だけでも来てほしいとは言っても、こんな場合は親戚のおじさんおばさんを招待するのは難しいかもしれません。
①式場が遠方の場合
2人の地元が遠方だったり国内リゾート(沖縄や北海道など)などの場合は来てもらうのに費用も時間もかかります。
一般的な結婚式であれば宿泊も用意して来てもらうこともできますが、なかなか挙式だけだとそうもいきませんよね。
その場合は帰省をした時や結婚式が終わった後にご挨拶を兼ねて、それぞれの地元で食事会だけをするなどの方がいいかもしれません。
②急に結婚式が決まった場合
いくら式のみでも呼ばれればスケジュールを調整したり行くための準備をしなくてはなりません。
だからあまりに急な場合は招待しなくても失礼ではないので、逆に招待したら相手が断りにくいかも?と思うような場合は声をかけない方が無難かもしれません。
POINT挙式のみの結婚式に親戚を招待する場合の最低限の条件は、費用や時間的に負担をかけないこと。もし負担がかかりそうなら両親や兄弟までにしておきましょう。
さいごに
挙式のみの結婚式でもきちんとした気遣いとおもてなしができれば、招待されたゲストもきっと良い結婚式だったと思ってくれるはずです。
だからゲスト1人1人のことを思い、感謝の気持ちを込めて素敵な挙式を計画してくださいね。