結婚式の席次で人数差がある場合の人数別おすすめテーブルプラン
両家で招待するゲストの人数差がある場合に悩んでしまうのが席次。
どうやったら人数差が気にならなくなるか、またどんな配慮をしたら人数が少ない方のゲストにも楽しんでもらえるかも考えたいですよね。
そこでこちらでは新郎新婦どちらかのゲストの人数が極端に少ないカップルに、席次を決める時に気をつけたいことと実際にお客様にご提案していた具体的なテーブルプランを人数別でご紹介します。
目次
人数別!結婚式の席次で人数差がある場合のテーブルプラン
まずどちらか側のゲストの人数が少ない場合、注意しなくてはいけない点は1つ。
基本の並び順ではなくいかに少ない方のゲストが楽しめるように配席するかです!
では早速そのポイント点を一番に考えながらテーブルプランをご紹介していきましょう。
注)こちらでは例として新婦側が少ない場合でご説明していきますので、新郎側の場合は逆で考えてくださいね。
10人のゲストで人数差がある時の配置
家族だけだとゲストは一方が両親のみなので2人、もう一方が両親と兄弟やその配偶者と子どもなどがいて8人以上となることもあります。
この場合は1つのテーブルでのレイアウトにして両親は新婦の近くに座ります。
パターン1:新婦両親の横に新郎両親
新郎両親が図内の紫色の位置に座ります。
境で隣り合わせになるのはお父さんとお母さん、どちらでもいいので話が盛り上がりやすい方にすると良いでしょう。
向かいに座るよりも隣に座る方が話がしやすいですからね。
パターン2:新婦両親の前に新郎両親
新郎両親が図内の緑色の位置に座ります。
新郎新婦を挟んで両家両親が向かい合う形になるので【新郎新婦と両親】【新郎側の家族】での話がしやすくなります。
ただし子供が近くにいるとゆっくり食事できなかったり気を遣うことが多くなるので、新婦両親の隣は甥や姪などにならないようにしましょう。
POINTどちらも新婦側の両親も近くの席で花嫁姿の娘を見ることができるというメリットもありますね。
20-30人のゲストで人数差がある時の配置
ゲストが20~30人くらいであればこちらのようなテーブルプランが良いでしょう。
パターン1:長テーブルを使ったレイアウト
メインテーブルを作って2本の流しテーブルがおすすめです。
これなら少ない方側の列の後ろに多い方側のゲストに座ってもらうことで少ない側もまとまって話しやすいし、両家のバランスも気になりません。
ちなみに両親は【★】のところに座るのが一般的ですが、この場合だとかなりイレギュラーになりますが【☆】のところに座ってもらう方が気も遣わず話しやすくなりなにかと都合が良いはずです。
POINT相手側への配慮、またこちら側のゲストに失礼がないように相手側の列の後ろ側に座ってもらうのは親戚ではなく両親や兄弟姉妹にしましょう。
パターン2:円卓を使ったレイアウト
円卓なら家族席は一般的な席次と同じ①の卓になりますね。
ただこれにするとメインテーブルとの間に相手側が入ってしまうので何となく離れてしまったと言う雰囲気になってしまいます。
もしそれが気になるのであれば相手側が了承してくれれば②の席にもってくるのもありですが、そうなるとこちら側の両親は上座、相手側の両親は下座になるのでそこも注意しなくてはなりません。
両親はごく普通に円卓の中で下座に当たる場所に座ってもらえば大丈夫です。
40人以上のゲストで人数差がある時の配置
40名ともなるとかなり人数の差が大きくなることも考えられますね。
パターン1:長テーブルを使ったレイアウト
一般的な長テーブルを2本使った晩餐会スタイルでもいいけど、この短い長テーブルを組み合わせたスタイルの方が気兼ねなく話せるのでおすすめです!
しかもこれなら途中でトイレに行きたくなったりした場合でもぐるっと遠回りせずに済むので移動も楽チンです。
この場合もイレギュラーな形になるので両家の両親は位置が大分変わってしまいますが、それぞれのテーブルで下座となる位置(新婦側は☆印、新郎側は★印)に座ればいいでしょう。
パターン2:円卓を使ったレイアウト
円卓を使う場合のおすすめは先程の20~30名のレイアウトとほとんど変わりません。
両親は①の席の下座に座ってもらえば良いでしょう。
あと会場によってはこちらのような2卓×3卓×2卓の3列レイアウトを勧められる場合もあります。
その場合2卓をどこに持っていくかというと…
【案1】②⑦⇒少ないゲストが離れ離れになってしまう
【案2】⑤⑦⇒上座はすべて新郎側になってしいかなりメインテーブルと離れた感が出る
正直これだとあまりおすすめではないので円卓なら前で紹介した4卓×3卓の2列の席次にする方が良いので会場側にも相談してみましょう。
また40名ともなれば式場によってはもっとアレンジしたテーブルプランも可能なはず!
例えば長テーブルと円卓をミックスしたレイアウトなら、どちらがどちらのゲストかがわかりにくくなるし、それぞれのテーブルで親戚や友人同士が楽しむことができます。
また大きさの違う円卓を使うことができればテーブルを増やして卓数をなるべく合わせることもできるので、一度式場の担当者に確認してみてもいいかもしれませんよ。
★長テーブルと丸テーブルのメリットとデメリットも見てみる★
>>>結婚式は長テーブルと丸テーブルどっち?迷ったらこだわりから選ぼう!
さいごに
両家のバランスが取れていなくても、テーブルレイアウトや席次にちょっとした工夫をすれば大きな差もさほど感じなくなるし、少ない側のゲストも人数差を気にすることなく結婚式を楽しめます。
ぜひ一般的なレイアウトや席順だけにとらわれずに、お2人の結婚式がゲスト全員が気持ち良く過ごせる素敵な時間にしてくださいね。