結婚式は親族だけでも友人を呼ぶのはあり?招待する時の注意点は?
ほとんど親族だけの結婚式だけどどうしても特に親しい友人だけを呼びたいという花嫁もいるでしょう。
でもそんな余興やイベントもほとんどない食事会のような結婚式に友達を呼んだら気を遣わせてしまうだけだから呼ばない方がいいような気もするけど実際にはどうなのでしょう。
そこでこちらでは家族と親戚ばかりの結婚式に友人を呼ぶ場合のさまざまな気になることをご紹介します。
目次
ほぼ親族だけの結婚式に友人を呼んでもいい?
家族と親戚ばかりの結婚式に本当に親しい友達を2-3人だけ呼びたい!
でもそれって気を遣わせてしまうだけ?とか、迷惑に思われる?と思うとなかなか言い出せなかったりしますよね。
そこでまずは実際に親族ばかりの結婚式に呼ばれたという友達の声を集めてみました。
◎親族中心の披露宴にわざわざ呼んでもらえて嬉しかったです。
◎普通に食事して余興などを見て特に苦痛には思いませんでしたし退屈もしませんでしたよ。ただ余興は見てだけならいいけど参加するものは嫌だな。
◎お酒も入り「どういう知り合いか」から始まって結構初対面の人とも盛り上がりましたよ。
◎大学・高校・中学時代の友人が1名ずつ。誰も知り合いがいないと不安なのでは?と新婦が気を遣ってくれて式の少し前に顔合わせのための食事会を開いてくれたので当日はすごく楽しめました!
◎隣に座った人とおしゃべりしたり、親族の方がお酌に回ってきたりであっという間でした。中途半端に知っている人よりまったく知らない方が変に気を遣わなくて良かったかも。
●新婦の親戚と同じテーブルにされたが面識がないので話題にも気を遣うしすごく気まずかった。出来たら親戚の席とは別に友達だけの席にしてほしかった。
●初対面の友人同士でそれなりにおしゃべりして楽しかったけど、正直身内だけの披露宴はつまらなかったです。
●知らない人と何か話さないといけないような状態は正直めんどくさい。歓談中はできるだけ2人のビデオを流すとかミニコンサートや誰かの余興でもいいので、みんなで何かを見る状況にしてもらえるとありがたかった。
色々調べてみると批判的な意見もありましたが、呼ばれて良かったという意見の方が断然多かったです。
だからお互いに本当に親しい友人、これからもずっとお付き合いしたいと思う友人なら親族だけの結婚式でも招待してもいいんです!
だから招待する時は友達に是非
「親戚ばっかりの少人数の結婚式だけど○○ちゃんには絶対に来てほしいと思って。気を遣わせてしまうかもしれないけど、よかったら参加してもらえないかな。」
という気持ちもしっかりと伝えてくださいね。
親族ばかりの結婚式に友人を招待する時の注意点
ほとんど親族の結婚式に数名の友人を呼ぶことは友人にとっても嬉しいことだけど、そのためは事前準備が重要!
そこで友人に気持ち良く参列してもらうための3つのポイントをご紹介しましょう。
1 友人が過ごしやすい配席にしよう
できるだけ友人はまとめて1つの席にしましょう。
円卓なら新郎新婦お互いの友人だけのテーブルを作る、長テーブルなら新郎新婦に一番近い席にまとめてしまうのがベスト!
席順を気にするがあまり親戚のおじさんやおばさんと同席にすると、色々話しかけられたり気を遣ってしまって十分に楽しめないことも。
POINT親戚は親戚同士でまとめて友人は友人だけや新郎新婦と過ごせるようにしてあげましょう。
2 ゲストに負担をかけない余興を考えよう
よく間が持たないのでは?と思って、みんなで楽しめるゲームや余興をするカップルもいますが親族ばかりの結婚式だとそれが苦痛になってしまうことも。
また突然スピーチは心構えがない分いきなりスピーチといわれて困ったという人もいれば、とても光栄だったという人もいて賛否両論あるので、するかしないかは友人性格をよく考えてする必要があります。
だからなにか余興らしいことをするのであればプロフィールDVDや2人からのメッセージDVDなどを上映するなどゲストに負担をかけない演出が無難です。
POINT無理に演出を考えるよりできるだけゆっくり食事をしたり、2人と写真を撮って話したりする時間を取って少人数の結婚式に招待したメリットを存分に味わってもらいましょう!
3 両親や相手側にきちんと説明しておこう
両親に最初から親族と友人数名での結婚式と言ってあれば良いのですが、はじめは親族だけで行うと報告してしまっている場合は変わったことを両親に話しておきましょう。
いくら2人が主催する結婚式だったとしても聞いていなかった友人が当日来ていたらびっくりするし、相手側は友達がいるのにこちらにはいないなんて聞いてない!なんてことになる可能性もあります。
POINTそんなままでの結婚式は大切な友人に嫌な思いをさせてしまうことにもなりかねませんから、できるだけ早めに両親にも相談しておきましょう。
一歩上の気配りで友達をおもてなししよう
さらにこんな気遣いは大切な友人に「結婚式に本当に来てほしかった」という気持ちが伝わりますよ。
両親からする友人への気遣い
親族ばかりの結婚式だと知らない人や年配者も多いので肩身の狭い思いをしてしまうのでは?という心配もありますよね。
そこで事前に両親にどういう友達で、どんな子たちなのかを事前に説明しておき当日に
「○○さん、今日は遠くからありがとうございます。よく手料理をご馳走して頂くそうで今度△△にも教えてやってくださいね。」
などと両親から声をかけてもらいましょう。
POINT両親も自分のことを新婦から聞いて知っててくれると思うと、親族だけの結婚式でもリラックスして楽しめます。
繋がりがない個々の友人への気遣い
2-3人の友人がグループの場合は同じテーブルなど近くにするだけで話も盛り上がりますから、あまり心配はいりませんが友人が中学・高校・大学・会社などそれぞれ繋がりがない場合もありますよね。
そんな時は一度食事会などで全員を会わせておくのがベスト!
事前に1人づつの友人のことをそれぞれに紹介して顔合わせをしておけば結婚式当日に紹介することもなく、そんな友達がくるのかな?なんて緊張することもなくなります。
もし事前に合わせるのが難しい場合はメールなどでもいいのであらかじめ「こんな子だよ~」と紹介しておくだけでも気分的に全然違うので是非お友達紹介をしておいてくださいね。
POINT細かいところまで気遣うあなたの気持ちがあれば、友人達は自然と共通の話題の「あなたのこと」で盛り上がるはずです。
さいごに
少人数の結婚式で一番大事なのはおもてなしの気持ち。
それは親族ばかりの結婚式に友人を呼ぶ場合も変わらないので、実際に親族だけの結婚式に呼ばれた友人の意見も参考にしながらどんな配慮をしたら心から楽しんでくれるのかを考えてみましょう。
そして本当に来てほしいと思う友達にも囲まれた素敵な結婚式にしてくださいね。