花嫁の父は礼服でもいい?黒のダブルでもステキに魅せる3つのワザ
最近の結婚式の主流は「ありのまま婚」
その日だけじゃなく残しておけるもの、みんなで自由に楽しむなど、しきたりよりも合理性や自分らしさを重視するカップルが増えています。
その影響もあってか花嫁の父もモーニングではなく礼服でもいいんじゃないかという流れもあるんだけど、いざとなると本当にそれでもいいのかちょっと悩みますよね。
そこでこちらでは結婚式に花嫁の父は礼服でもいいの?という疑問をズバリ解決したいと思います。
またどうしても礼服にする場合の注意点や、とっておきの感動アイテムも紹介するので是非参考にしてくださいね。
目次
花嫁の父親だけど礼服でもいいの?
まずバージンロードを歩く花嫁の父が普通の礼服でもいいのかってことなんだけど、
答えはズバリ「礼服でも良い」です。
できればモ―ニングなどの正礼装をした方がいいんだけど、絶対に正礼装でないとけないっていう決まりはないんですね。
だからどうしてもというのであればダブルのスーツなどの普通の礼服で参列してもいいいんです。
でもね、実際にはモーニングを着るお父さんが圧倒的に多いです。
確かに正礼装のモーニングの方がお招きしたゲストへも失礼がないし、ピシッと締まって見えるから写真映えもします。
それに新郎新婦の父だと一目でわかるのでお相手の親族や式場側としても助かりますしね。
POINTさまざまな理由からモーニングなどの正礼装がベストだけど正礼装でなければいけないという決まりはないので「礼服でもいい」のです。
結婚式に礼服を着たい理由は?
ちなみに今回の結婚式ではどうして礼服を着よう思っているのでしょうか。
もしかしたら礼服にしようと思っている理由は間違いかもしれないので、ここでもう一度確認してみましょう。
【理由1】着たいけど着れないから
新郎側がモーニングを着ないのでこちらだけ着るわけにはいかないから。
一般的に新婦側は新郎側に合わせることが多いので、新郎側が礼服にするからこちら側だけモーニングは着られないっていう場合があります。
でもせっかくの結婚式です。
できれば身なりからぴちっとした形で送ってあげたいというお父さんもいるでしょう。
そういう場合はまずはプランナーや新郎さんから新郎側のお父さんにお招きしたゲストに失礼にならないようにモーニングを着た方がいいと話してもらいましょう。
やはり父親はモーニングを着るというのが浸透してるので中には「常識がない」と思うゲストもいますからね。
もしそれでもダメなら新郎側に会食会では普通の礼服にさせてもらいますが、挙式だけはモーニングを着させて頂きたいというお願いをしてみましょう。
【理由2】着ない方が良いと思っているから
新郎側より目立ってはいけないから格下の礼服にした方が良いと思うから。
たまにいるんですが、新郎側より目立ってはいけないのでこちらは礼服にしたいというお父さんもいます。
でもそれはちょっと違うんです。
結婚式での両親の服装は「格を合わせる」ということが大事なので、新婦側だからと言って格を下げる必要はないのです。
周りから見たら片方がモーニングで片方は普通の黒服を着てるのは非常識に映ることもあるので、もし新郎側を立てるつもりならその心配はご無用。
堂々とモーニングを着てくださいね。
【理由3】着たくないと思っているから
身内だけだから着る必要はないと思っているから。
最近は家族婚など身内だけを集めてこじんまりとする結婚式も増えましたよね。
そうなると「人数が少ないから簡単でいい」とか「身内だけだから堅苦しくしたくない」と考える人も増えてきたんだけど、人数と挙式の内容は一切関係ありません。
人数が少ないからって神様への誓いを簡単に済ませるとか、説教を半分にするなんてことはありませんからね。
逆に人数が少ないからこそしっかりと2人の結婚式を見守るために是非身なりもきちっと整えて臨みましょう。
>>>結婚式の両親の服装!少人数の場合は何を着ればいい?
新婦の父が礼服を着る時の注意点
でも中には断固としてモーニングをレンタルするお金すらもったいないとか、本当にみんな平服でいいんですっていうカップルもいます。
まぁみんなが納得してその結論に達しているならそれでもいいんです。
でも結婚式だからできる限りてしてほしいので、こちらでは礼服を選んだお父さんがフォーマルにキメるためのポイントをまとめてみました。
黒のダブルに合わせるネクタイの色と柄
モーニング用の白黒の縞か、シルバーと白の縞模様のネクタイがいいでしょう。
お呼ばれした結婚式にはよく白いネクタイをしていきますが、あれだと本当にゲストと見分けがつかなくなってしまいます。
なのでモーニングを着る時に使う白黒の縞か、シルバーと白の縞模様のネクタイにするとゲストとの差別化にもなるしグッとフォーマル度が増しますよ。
ポケットチーフで華やかさをアップ
ネクタイと共になるシルク素材のポケットチーフを用意しましょう。
ポケットチーフは華やかに彩るアクセサリーのようなもの。さりげなくポケットからチーフが見えている方が華やかさもあってセンス良くまとまります。
ハンカチも忘れずにポケットへ
白いハンカチをポケットに用意しておきましょう。
お父さんはもちろん、花嫁が泣き出してしまうこともあります。
そんな時にさっと差し出すハンカチはやっぱり白がしっくりきます。
ブラックスーツでも手袋は必要?
略式の礼服(黒のダブル)であれば手袋は必要ないです。
新婦と入場する時には左手で花嫁と腕を組み、右手には手袋を持ちますよね。
これには悪者から花嫁を守るために左腕でかばい、右腕で剣を振りかざして戦うという意味から剣の代わりに持っているものなんですね。
お父さんの場合はこれまでそうやって娘を守ってきたという意味にもなります。
どんな服装でも娘を守ってきたことは変わりないんだけど、あくまで白手袋は正礼装の時のみとされているのでブラックスーツにした時には持たないのが一般的です。
バージンロードを歩く新婦父にブートニアを贈ろう
これだけ揃えれば黒の礼服でもグッとフォーマル度が増して花嫁の父らしくなります。
でもできればもう1つだけおすすめしたいものがあります。
それはブートニアです。
日本では披露宴などで行われる両親への花束贈呈でお母さんに花束、お父さんにブートニアを贈るというのが一般的。
でも海外では挙式が始まる前にこれまで育ててくれた感謝の気持ちを込めて、お父さんにはブートニア、お母さんにはコサージュを贈るという習慣があるんです。
胸元にお花があるだけでグッと華やかになるし、両親だということも一目でわかって特別感があります。
ブートニアなら1,000円台でも作ってもらえるし、前日に心を込めて自分で作ることも可能なので是非お父さんとお母さんに贈ってみてはどうでしょう。
これも人数が少なくてこじんまりとした結婚式だからこそできる素敵な演出ですよ。
花嫁の父は礼服でもいい?黒のダブルでもステキに魅せる3つにのワザ~まとめ~
花嫁の父なら結婚式にはモーニングを着るのが一般的だけど、それは絶対というワケではありません。
なんらかの理由がある、みんなが納得しているのであれば礼服でもいいんです。
でもせっかくの結婚式という晴れの日なんですから、フォーマルと華やかさを意識した服装で臨みましょう。
1:白黒やシルバーの縞模様のネクタイにする
2:ポケットチーフを入れる
3:小さなブートニアをつけてもらう
あとは白いハンカチもそっとポケットに忍ばせて、花嫁の父らしくスマートにかっこよく結婚式を楽しんでくださいね。